米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ前議長は26日、台湾の経済誌が台北市内で開催したフォーラムに出席し、日本の安倍政権が進めている量的緩和政策(QE)は成功するだろうと語った。
文/渡辺将人(北海道大学) 誰がサンダースを支持しているか アメリカ大統領選の指名獲得競争の2戦目ニューハンプシャー州予備選は、共和党ではドナルド・トランプ、民主党ではバーニー・サンダースの勝利に終わった。 「政治革命(Political Revolution)」をスローガンにするサンダースは、政治に幻滅していた有権者の心を揺さぶり、リベラル系の支持基盤を活性化している。その一方で、政党の結束を困難にさせ、本選への深刻な副作用が懸念されているのも事実だ。 言いかえれば、政党帰属意識のないサンダースのような独立系候補が「民主党候補」として台頭することの功罪であり、共和党側のトランプ旋風とはまた別の民主党側の「2016年問題」が存在する。 * * * 民主党ニューハンプシャー州予備選の投票者を対象にしたCNNの出口調査によれば、投票経験が「2回目以上」が83%、「初投票」が16%だった。 この
米テネシー州ミリントンでの選挙集会で演説するドナルド・トランプ氏(2016年2月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Michael B. Thomas〔AFPBB News〕 知名度は高いものの選挙戦当初は「泡沫候補」とみなされていたトランプ氏が躍進している理由は「米国民の怒り」だと言われている。 3月2日付ブルームバーグは「米国民は怒り心頭:トランプ氏善戦の陰には大恐慌以降の『最悪の景気回復』」と題する記事を発信した。全米の有権者は、1930年代の大恐慌以降で最悪の不況とその後の最も弱々しい回復を目の当たりにし、「貿易の影響で雇用が失われる」と猛然と攻撃するトランプ氏の主張に耳を傾けるようになったという。 米国の製造業の就業者数は1999年末に1730万人を誇っていた。それが2015年末には1230万人に減少し、かつては30%を超えていた非農業部門の就業者数に占める割合も、現在では約9
» 長州力さんを起用した『NHK受信料徴収力』サイトの公開中止! ネットユーザー「何がやりたいんだコラッ」 特集 以前の記事で、NHKが公開したナゾのサイトについてお伝えした。そのサイトにはプロレスラーの長州力さんの姿があり「受信料長州力」と掲げられていた。2016年3月14日にその全貌がわかるはずだったのだが、これが急きょ取りやめになったようだ。 NHK受信料徴収に関する何らかの仕掛けが用意されていたと思うのだが、悪ふざけとの批判が相次いだようで、NHKは次のように発表している。 「3月14日に開設を予定していたこのサイトは、長州力さんが案内役となって若い方々に公共放送の役割や受信制度への理解を深めていただき、受信契約の手続きをしていただけるような内容を検討していました。しかし、予告したところ、視聴者の皆さまから様々なご意見をいただきました。このままサイトを開設しても、私どもの意図につい
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政府は4日、3月末に任期満了を迎える日銀の白井さゆり審議委員(53)の後任に、桜井真サクライ・アソシエイト国際金融研究センター代表(69)を起用する人事案を国会に提示した。だが、桜井氏は知名度が低く、手腕も未知数。マイナス金利拡大など安倍政権の積極緩和策推進のため「賛成派を無理して探してきた」(金融業界関係者)との見方が強い。 (須藤恵里) 「ここまで知られていない人が審議委員になった例はない」-あるエコノミストは驚く。日銀審議委員は人々の生活の隅々まで影響する金融政策を決める日銀金融政策決定会合で、決定の一翼を担う重要な役割。従来、定評ある学者や経済人が就任してきた。 背景には、現行の日銀の政策の行き詰まりを指摘する関係者が多い。黒田東彦総裁は大幅な金融緩和を進めてきたが、貸し出しや賃金上昇にはあまりつながらず、物価も「2%目標」は遠い。先月から導入したマイナス金利も効果は薄い。「ここか
アベノミクスを前向き評価=日銀委員候補の桜井氏 政府は4日、衆参両院に、今月末に任期満了となる白井さゆり日銀審議委員(53)の後任として日本輸出入銀行(現国際協力銀行)出身の桜井真氏(70)を充てる人事案を提示した。桜井氏はこれまで安倍政権の経済政策「アベノミクス」を前向きに評価しており、日銀執行部に近い立場を取ることになりそうだ。 桜井氏は、米エール大学名誉教授で内閣官房参与として安倍晋三首相に経済政策の助言を行っている浜田宏一氏と、かつて共同で論文を執筆。「浜田氏の弟子的な存在」(内閣府OB)と目され、エール大学への留学経験などから「国際金融や内外経済分析、政策提言などに精通している」(エコノミスト)と評される。(2016/03/04-17:55) 2016/03/04-17:55 フォーカス スマトラ地震 M7.8 わたしは早大 業界早慶戦 新ビーチの妖精 坂口&鈴木 卒業コンサー
[東京 1日] - 年明け以降、国際金融市場の激しい動揺が続いている。事の本質は、中国をはじめとする新興国や資源国において、大規模な過剰設備と過剰債務が生じていることにあるが、現在の国際環境下では、その解消の道筋が見えないのである。 新興国や資源国の減速を補うべく成長の加速を期待し得る主体は今やどこにも見当たらない。むしろ先進国の一部は、通貨高を通じ新興国の過剰の調整負担が自らに降りかかるのを避けるべく、一段と極端な金融緩和に踏み出している。 しかし、調整負担が一部に集中すれば、市場はそれらの国々の金融システムや為替制度の健全性、持続性に疑いを強め、国際金融市場の動揺も収まらない。国際金融市場の安定化、ひいては世界経済のソフトランディングには、国際的な政策協調が不可欠だ。それでは、国際協調はどうあるべきか。それが今回のテーマである。
永野修身・海軍軍令部総長も真珠湾攻撃の3カ月ほど前に、「開戦2カ年の間必勝の確信を有するも……将来の長期にわたる戦局につきては予見し得ず」と述べていた。2人とも、戦力・資源が豊富な米国という大国を相手に日本が長期戦を戦い抜くのは不可能であり、やるならば短期戦でなければならないと考えていた(『失敗の本質』中公文庫)。 同様に、2013年4月に「2年程度でインフレ率を2%にする」と宣言して開始された日本銀行の量的質的金融緩和策(QQE)は、短期決戦型の政策だった。「明確なコミットメント(約束)と大胆な行動」が国民の期待を動かすと日銀は考えた。 しかし、インフレ率は思うように上昇せず、QQEは間もなく4年目に入る。従来型の“兵器”(国債買い入れ策など)の追加投入に限界が見えてきたため、日銀は1月にマイナス金利政策の導入を決めた。短期決戦のもくろみが崩れたため、日銀は徹底抗戦を決意したようだ。 果
3月2日、一部で過熱している米国不動産市場で、短期の住宅転売により利ざやを稼ぐ動きが加速しており、住宅バブルの懸念が広がっていることが調査により分かった。写真は昨年12月米メリーランド州で撮影(2016年 ロイター/Gary Cameron) [ニューヨーク 3日 ロイター] - 一部で過熱している米国不動産市場で、短期の住宅転売により利ざやを稼ぐ動きが加速しており、住宅バブルの懸念が広がっていることが調査により分かった。 不動産調査会社リアルティトラックによると、昨年12の主要都市部でみられた短期住宅転売は、これまでの最高だった2005年の水準を上回ったという。住宅ローン市場は05年のわずか2年後に崩壊し、金融危機を引き起こした。
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3月10日、ASBJ(企業会計基準委員会)は「議事概要別紙(審議事項(4)マイナス金利に関する会計上の論点への対応について)」を公表しました。 国債の利回りがマイナスである場合の退職給付債務を評価する際に用いる「割引率」について、”平成28年3月決算においては、割引率として用いる利回りについて、マイナスとなっている利回りをそのまま利用する方法とゼロを下限とする方法のいずれの方法を用いても、現時点では妨げられないものと考えられる”と暫定的な判断を示しています。 詳しくは当エントリ最下部の「追記②」を参照ください。 「マイナス」金利世界の「割引率」はマイナスとなるのか。 そんな議論が企業財務の現場で話題となっています。 日本の会計基準をつくる企業会計基準委員会(ASBJ)は、日銀によるマイナス金利導入を受け、退職給付会計の「割引率」の計算にマイナス金利の適用を認めるか検討する。企業は長期国債の
スマートフォンのロック機能の解除を巡り、アメリカのFBI=連邦捜査局とIT企業のアップルが対立している問題について、国連は、ロック機能が解除されれば犯罪者に悪用されるおそれもあるとして懸念を示し、慎重な対応を求めました。 これについて、国連のゼイド・フセイン人権高等弁務官は4日、声明を発表し、「アメリカ当局は、何百万人もの人権を著しく損なうことになる『パンドラの箱』をあえて開けようとしている」と指摘しました。そのうえで、「ロック機能の解除は利点だけでなく、広範な影響を及ぼすことも考慮してほしい」と述べ、ロック機能が解除されれば個人情報が漏れて、犯罪者に悪用されるおそれもあるとして懸念を示し、慎重な対応を求めました。 ゼイド人権高等弁務官の今回の声明は、スマートフォンのロック機能がプライバシーを守る手段として広く利用されているなかで、アメリカでの判断がほかの国々にも影響を与え、深刻な人権侵害
米ミシガン州デトロイトで行われた米大統領選の共和党候補指名を目指す4人による討論会で、両手を掲げるドナルド・トランプ氏(2016年3月3日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chip Somodevilla 【3月4日 AFP】3日に行われた米大統領選の共和党候補指名を目指す4人による討論会で、首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が開始から数分と経たないうちに、自分の性器についてほのめかすという、これまで11回行われた同討論会の中で最もひわいな類いの発言をした。 8か月前にトランプ氏が出馬を表明した瞬間から、同氏の大げさな言動は、2016年米大統領選の象徴となった。だが、ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で行われた共和党討論会で、トランプ氏はさらに低いレベルへ品位を下げた。 トランプ氏は、ライバルであるフロリダ(Florid
12月14日、次期米大統領選で共和党の有力候補とされているトランプ氏の健康状態について、主治医が「お墨付き」を与えたことが分かった。写真は11日、米アイオワ州デモインで撮影(2015年 ロイター/Scott Morgan) [ワシントン 14日 ロイター] - 来年の次期米大統領選で共和党の有力候補とされているドナルド・トランプ氏(69)の健康状態について、主治医が「お墨付き」を与えたことが分かった。トランプ氏の陣営が14日、主治医の報告書を公表した。そのなかで主治医は、トランプ氏の健康状態は良好なほか、過去にアルコールやたばこを摂取したことがなく、当選すれば疑いなく「これまでで最も健康な大統領」になると述べている。
大腸がん検診への市民の意識を高めるため仏リヨン市中心部の広場に設けられた全長20メートルの空気で膨らませる消化管を模したインスタレーションの中で遊ぶ子どもたち(2010年4月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【3月4日 AFP】アスピリンを定期的に服用することで、主に大腸や胃などの消化管がん発症リスクが有意に減少するとの研究結果が3日、米国医師会(AMA)発行の医学誌「JAMA腫瘍学(JAMA Oncology)」に発表された。 研究は、アスピリンの使用で大腸内視鏡検査などのすでに確立されている予防的スクリーニング検査を代替するのではなく、補うようにすべきだと示唆している。 研究論文の主執筆者、米マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のアンドリュー・チャン(Andrew Chan)氏は「これで多
横浜市西区のマンションで、基礎部に配管を通す穴を開ける工事の際に鉄筋が誤って切断された疑いがある問題で、穴の周囲を補強する鉄筋の一部が当初から組まれていなかった可能性のあることがわかった。 市やマンション住民によると、基礎部のコンクリートに配管を通す穴を開けることを想定し、穴の周囲に鉄筋を組む設計だったが、住宅棟5棟のうち4棟の三十数カ所で鉄筋がなかった疑いがある。販売元の住友不動産と施工した熊谷組が2月29日、横浜市に報告。市は安全性の確認と原因究明を指示した。鉄筋が切断された疑いのある23カ所とは別の施工箇所だという。 西区のマンションでは5棟のうち、杭が固い地盤に届いていない施工不良で1棟が傾くなどしており、住友不動産が全棟建て替えを提案する意向を住民に伝えている。
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 平成17年、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生の女の子が連れ去られて殺害された事件の裁判員裁判で、被告の男は逮捕・起訴の段階で殺害を認めていたことについて「警察官に『自白した方が罪が軽くなる』と言われた」と述べました。 平成17年、今の日光市で、小学1年生だった吉田有希ちゃん(当時7歳)が下校途中に連れ去られ、茨城県の山林で遺体で見つかり、栃木県鹿沼市の勝又拓哉被告(33)が殺人の罪に問われています。 4日の裁判で、勝又被告が逮捕・起訴の段階で殺害を認めていたもののその後、否認に転じた理由について検察が質問すると、勝又被告は「警察官に『自白した方が罪が軽くなる』と言われた」と説明し
南十字星の下で 東日本大震災の18日前に発生したニュージーランド(NZ)南部地震は、この2月22日に5年を迎えた。追悼式典と復興状況を取材するために、最も被害が大きかったクライストチャーチ市に入った。あちこちでビル工事が進んでおり、「ずいぶん、空き地が埋まってきたな」という印象を受けた。 私がこの街を訪れるのは、6回目になる。ジャカルタ特派員時代から足かけ4年、街の変容をずっと見続けてきた。転勤が多い新聞記者の職業で、特に海外の被災地を継続的に取材する機会はあまりない。それだけに、クライストチャーチは強い思い入れのある場所になった。 初めて来たのは2012年。まだ市中心部には「レッドゾーン」呼ばれる立ち入り禁止区域が残っており、どこもかしこもがれきの山だった。全半壊した建物を解体するブルドーザーの音が、人気のなくなった街に鳴り響いていた。 その後、中心部は空っぽになった。がれきが撤去され、
「富江」「うずまき」「首吊り気球」――。 数々の傑作を世に放ち、現代日本のホラー漫画界を代表する一人に数えられる漫画家・伊藤潤二先生。ともすれば、コメディになってしまいそうな奇抜なテーマを盛り込んだストーリーは、ホラー愛好家だけでなく広く漫画好きの心をつかんで離さず、さらに、作品に登場する女性キャラたちが放つ妖艶なオーラは、近年流行の「萌え」とは異なる、リアルな女性としての魅力を感じさせます。 左から「富江」 (C)伊藤潤二/朝日新聞出版、「うずまき」 (C)伊藤潤二/小学館、「首吊り気球」 (C)伊藤潤二/朝日新聞出版 そんな伊藤潤二作品のキャラクターたちに憧れ、自らの体に漫画タッチなメイクを施し、まるでキャラクターたちを3次元の世界に召喚したかのような写真をTwitterに投稿して話題となっている女性がいます。 いくらさんが伊藤潤二作品になりきった写真を初めて投稿したのは、2015年1
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