「小泉純一郎にあって、加藤紘一になかったもの」山崎拓が明かす「真実」 総理になれた男と、なれなかった男の違い ——一方で、小泉さんはどんなタイプでしょうか。 小泉はやや遅れて我々の仲間になるのですが、初めの頃は美男子という印象だけが強くて、特段目立った存在ではありませんでした。ほとんど話すこともなかったし、孤高な感じで、奇矯な発言や行動をするので周囲からも浮いていた。 イラクへの多国籍軍の空爆が始まる直前の'90年の大晦日、紅白歌合戦を見ている時に加藤から電話があり、「国政のことを話し合える『同志』を作ろう」と言われました。 年明けの国会で、加藤が「同期で同年輩というと小泉くらいしかいない」と言うので、私は、「小泉はエキセントリックな男だから話が合わないよ」と答えました。 すると加藤は「じゃあ本人に聞いてくる」と言って、そのまま小泉の席に行った。そしてすぐに戻ってきて、「本人に『君はエキセ
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