バングラデシュのテロ事件、7人死刑 ダッカで邦人ら人質20人死亡 2019年11月27日19時47分 【ダッカ時事】バングラデシュの首都ダッカで2016年、武装集団が飲食店を襲い、日本人7人を含む人質20人が死亡したテロ事件で、ダッカの対テロ特別法廷は27日、被告8人のうち男7人に求刑通り死刑を言い渡した。武器調達役の1人とされた男性は証拠不十分で無罪となった。事件をめぐっては、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を主張した。 〔写真特集〕ダッカで飲食店襲撃 対テロ法違反罪で死刑判決を受けたのは、地元イスラム過激派ジャマトゥルムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)分派で、ISの影響を受けたとされる「ネオJMB」の7人。いずれも現場にいなかったが、計画立案、資金・武器調達、勧誘などに携わったとされる。犯行グループ21人のうち、実行犯5人を含む13人は治安部隊との銃撃戦などで死亡した。 判