NATO事務総長が訪米 トランプ大統領と会談(提供:The White Hous/Best Image/アフロ) 「ディープステート(Deep State)」という言葉をよく目にするようになった。「国家内国家」「闇の国家」などと訳される。「国家の内部に潜む、国家に従わない官僚集団」という意味だ。 この言葉がよく使われるきっかけをつくったのは、アメリカのトランプ米大統領だ。公の場で口にしたのは2018年8月、共和党の夕食会が初めてとされるが、その後、しだいに使用頻度が増えてきた。 たとえば今年11月1日、米南部ミシシッピ州トゥペロの選挙集会で、来年の大統領選で再選を目指すトランプ氏は「民主党とメディアとディープステートが我々を止めようとしている」と、米下院が「ウクライナ疑惑」をめぐって進める弾劾調査を批判した。トランプ氏の支持者である保守派層も盛んにこの言葉を使い、トランプ氏がディープステー
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