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ブックマーク / rionaoki.net (7)

  • インフォームド・コンセントと日本 | rionaoki.net

    開業医の方が書かれたインフォームド・コンセントについての記事だ。読んでいて何か違和感を感じたが、数日忘れたまま放っておいたらふと一貫した説明がついたのでご紹介: 自己決定とパターナリズムのあいだ – Dr.Poohの日記 総合診療誌JIM1月号に掲載されていた内田樹氏と岩田健太郎氏の対談を読みました。冒頭から「インフォームド・コンセントはダメである」と断言してしまうあたり,医学雑誌としてはかなり刺激的です。内田氏によればインフォームド・コンセントという概念そのものがきわめてアメリカ的であって,日では受け入れられるのかどうか疑問を呈しています。 内田樹さんの文章については以前もとりあげたが(人間も労働も特別じゃない)、今回も否定的にならざるをえない。何度か指摘しているが(例えば、アメリカは実名志向か)、日的かアメリカ的かという切り口はあまり意味がない。アメリカ的だから日では受け入れられ

    paravola
    paravola 2021/06/01
    (2010年:科学の他にインセンティブで見るという経済学的な見方もある。一般の人が判断の間違いを減らせる)情報の選択で十分な知識がないとき、サービスの受け手は専門家のインセンティブの構造を判断の基準にする
  • アメリカの受刑率 ; 経済学101

    アメリカの受刑者の数が多いのは知られているがここ二十年ほどの伸び率はすさまじい。 Saving Money by Slashing Prison Spending 縦軸は10万人当たりの受刑者数だ。戦後200人前後に過ぎなかった受刑者数は1980年あたりから爆発的に増え、今では800人近くになっている。これは常時国民の0.8%が堀の中にいるということでありショッキングな数字だ。 Wikipediaの記事中の地図を見ても、アメリカの受刑率の高さは際立っており(中国の数字は極めて疑わしいが)、多くの州政府が財政赤字に苦しむなかで、軽い犯罪で収監されている受刑者を出所させようという提案がなされている。近年の受刑者急増はドラッグ取り締まりによるもので、直接他者に危害を与える可能性は「比較的」小さいこと、ドラッグ利用者を投獄することは他の犯罪者とのコネクションを作り、かつ逮捕歴によって社会復帰を極め

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    paravola 2014/03/08
    (大麻合法化の背景)ここ二十年ほどの伸び率はすさまじい(グラフ)/急増はドラッグ取り締まりによるもの
  • インサイダー取引の社会的効用 | rionaoki.net

    インサイダー取引は日でも金融商品取引法で規制されており、刑事罰の対象にすらなるが、実のところその根拠はかなり脆弱だ: Learning to Love Insider Trading – WSJ.com Donald Boudreauxは結論をまず一行で示している: The reassuring truth: Insider trading is impossible to police and helpful to markets and investors. インサイダー取引を規制することの問題は二つだ。 インサイダー取引は市場と投資家にとってしばしば望ましい。 インサイダー取引の規制は施行不能である。 この二点が非常に説得的に示されている。一つ目から順に見ていこう。 Prohibitions on insider trading prevent the market from ad

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    paravola 2012/07/19
    ”しかし、「何もしない」ことを規制するのは不可能だ”
  • 剽窃の検証 | rionaoki.net

    Tweetやはてなブックマークお願いします。 問題のエントリーは保存してありますが著作権の問題があるかもしれないので公開していません。以下に引用してあるほぼ丸写しの部分で元記事の八割以上です。 追記:現在までの経緯 剽窃行為が行われる アクセス解析で発覚、相手ブログのコメント欄で抗議、検証記事の執筆 ご人からコメントあり。参照先の訂正だけが行われるが、相変わらず盗作状態は続く こちらは、記事の削除ではなく、適切な引用および剽窃行為があったのことの明示を求める(ブログおよび相手ブログのコメント欄) 対応がなされないまま一日経過。その間にも相手ブログは更新される 誠意がみられないので、要求を当該ポストの削除および謝罪の掲示に切り替える 再びご人からコメントがあり、当該ポストの削除のみが行われる 現在:事実関係の説明および謝罪ポストを要求中 最初のコメントでは: 気を悪くされたみたいで申

  • 新聞を取らない理由 | rionaoki.net

    若者の○○離れシリーズの中でも新聞離れには人気があるようだ。 若者はなぜ新聞取らないのか 情報にお金払うという感覚なし 実際若者の新聞の購読率は落ちているようだが、その理由はなんだろう。 もっとも多かった理由が「料金がかかるから」。新聞を読まない若者の62.6%が、この理由をあげた。 「料金がかかるから」となっているがこれ程意味のない結果もない。私が新聞を読まない理由は「内容が薄い割に」高いからだし、「ネットでより迅速に入手できる情報なのに」高いからだ。要するに、「料金がかかるから」というのは「得られるものに対して価格が高い」、すなわち「買わない」という言葉を言い換えただけに過ぎない。 よって、ここから「情報にお金払うという感覚なし」と結論付けることはできない。新聞を買わない私も、プロバイダーには一番高いプランで料金を支払っているし、は読むより買うほうが多いので積まれていく一方だ。 若者

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    paravola 2010/03/01
    むしろ情報にお金を払うという感覚は増していってる
  • 余剰資金は成長産業へ | rionaoki.net

    最近、企業がもっと従業員に利益を分配しろという意見が多い。しかし、重要なのはどのような資源配分が最も効率的かだ。 トヨタもキヤノンも内部留保を使うが雇用には使えない? -10年で2倍増の内部留保こそ“埋蔵金” 企業の内部留保が2倍以上になった1998年から2008年の10年間で、労働者の非正規化が進み、ワーキングプアが3人に1人に激増し、労働者の給与は35万円も減ったということです。 内部留保が倍増する中で労働者の取り分が減ったということから次のような疑問が提示されている。 普通に考えて、いくらなんでも内部留保が10年前の2倍以上というのは溜め込み過ぎでしょう。少しは労働者や社会に還元してもいいのではないでしょうか。 「普通に考えて」と言えば、考えなくてもいいわけではない。企業は従業員に給与を払っているし、利益を上げる過程で社会に便益をもたらしている。「少しは」が何を意味しているのかよく分

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    paravola 2010/02/11
    「資金の有効な使い道が分からない企業に人材を集めてもしょうがない」
  • 進む非正社員化 | rionaoki.net

    非正社員化はアメリカでも進んでいるというストーリー: You’re Hired. At Least for Now. – Kiplinger.com What’s different about this recovery is that companies, many of which cut staffs to the quick, seem committed to staying flexible in the long term by using contingent workers to manage everything from special projects to whole departments. テンポラリな職が増えるのは雇用回復時には自然なことだが、今回はその流れが定着しているという。企業は正社員を雇うのではなく、何でも契約社員(contingent worke

    paravola
    paravola 2010/02/10
    「この流れが技術的進歩に伴なうものであればそれを押し止めるのは難しい」
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