もう何年も前の話になるけど、マスメディア企業は個人情報の管理業務を基幹業務にすべきだ、というエントリーを上げたことがある。そのエントリーには、新聞関係者から「そんなことは新聞がすべきことではない」という反論のコメントが寄せられていた。 しかし従来型のマスメディア企業に代わってネット上の新興メディア企業は、個人的な情報の管理業務が基幹業務になりつつあるようだ。 ヤフー・ジャパンは、できるだけ多くの情報を自社サイトに集めることで、ユーザーに自社サイト内を巡回してもらい自社サイトのページビューを上げる戦略を取っていたが、最近では他社の友好サイトにユーザーを流すオープン戦略に切り替えている。 ちょっと横道にそれるが、ヤフーなどのポータルは、ポータル(玄関、入り口)という名前が示す通り、90年代半ばはユーザーがネットにアクセスする際の最初のページになる戦略を取っていた。検索やディレクトリーがサー
ANYの具体的イメージがわからない インターネット上で朝日、読売、日経の三紙の記事が読み比べられるという新サービス「ANY」が、話題の的となっている。とはいえ、具体的にどのようなサービスになるのかはよくわからない。朝日新聞社内の知人に聞いてみると、「寝耳に水だった。どういうサービスなのかはまだ皆目、という状況」という。名前は出せないが、別の新聞社の社員はこう話している。 「仕掛けたのは読売で、販売も広告も相当に苦しくなっているため、朝日と組んで何とかこの苦境を脱出したかったというのが本音だ。だからANYの核心になっているのは新聞事業の集約であって、インターネットの共同サイトはあくまでも『協力のあかし』として打ち出しただけだ。日経を入れたのは、朝日とだけ組むというのはあまりにもあからさまだから、緩衝材として第三者をかませたということ。日経はすでに地方紙などと組んで宅配は外部化しつつあるし、
10月2日から開催されている電子部品や電子デバイスの展示会「CEATEC」。10月3日の基調講演では、ヤフーの代表取締役社長の井上雅博氏が登壇。同社が進める「Yahoo! Everywhere」構想の今後の展開について語った。 井上氏はまず、日本のブロードバンド世帯普及率が50%を突破したことについて触れ「(世帯普及率100%まで)あと2倍を切ったが、まだまだ伸びている」と説明。また、ブロードバンドの普及に伴い、動画などのリッチコンテンツなど、滞留時間の長いコンテンツが増えた結果、ページビュー(PV)をインターネット利用の指標にすることが難しくなってきたと説明し、「最近では利用時間を指標にする動きがある」と語った。 このネットの時間という指標で見ると、インターネット利用者の日常生活における1日のネット平均利用時間は約40分。井上氏は「今後はこの数字を伸ばしていきたい」と語り、その方法として
Web制作・クリエイティブ どこがどう良くなったんでしょうか? 一見のパッと見た目は印象が良くなったかもしれませんが、長時間使い続けるユーザーからすると、見づらく疲れるデザインで、メリハリがないため、エリア視認性がとても悪く、情報把握が非常にしづらいのですが。 専門的にどうなのか詳しく解説していただきたいです。 質問者│サリエル・東京都・男性・35歳 はじめまして クロスウェーブの鈴木です 最初に画面が公開された時は期待したのですが、確かに見づらいものがありますよね。 CSSでのコーディングが中心になり、今後の機能追加でのデザイン追加等が容易になるなどのメリットが運営者側にはあったと思いますが、これではユーザー側のメリットがわかりづらいものがありますよね。 今後の修正に期待していますが・・・ 私の環境でも崩れる場面があり使いづらいです。 評価ありがとうございます 「CS
§数字はSeesaaのアクセス解析のページビュー&訪問者数 1日目と2日目のページビューの大半は自分。 記事修正を繰り返しながら、何度もリロードしていた。 自分以外の訪問者は、1日目はリンクシェアのSNS「結」経由。 前日のプレオープン時に、どんな反応があるか見たくて日記で紹介した。 2日目は、このブログで記事にしたので、そこ経由の訪問者がほとんどだ。 きっかけは「ネタフル」紹介 状況が一変したのは3日目。 朝4時半という早朝時間に、ネタフルさんからトラックバックが入った。 ●ブログ「3,500円以下で泊まる!東京の格安ホテル」(ネタフル) 月間100万PVで、かつ自分もその一人だけど、依存度合い高いファンが多いところ。そこで紹介していただき、“ボン”と音が聞こえそうな爆発で、アクセスが急増した。 で、ここまでは、以前マックモニター記事など紹介してもらった時にも体験していたんだけど、その後
はてなメタブックマーク率チェッカー はてな ID を入力して Enter で、その人のメタブックマーク率が表示されます。たぶん。 xx - イン殺 - はてなメタブックマーク率 ソースがドキュメントだ #!/usr/local/bin/ruby -Ks require 'cgi' require 'open-uri' def get(uri) open(uri).each_line {|l| if /<li class=\"count\">\((\d+)\)<\/li>/ =~ l return $1.to_i end } raise "count not found" end cgi = CGI.new begin id = cgi.params['id'][0] raise "id invalid" unless id raise "id invalid" unless /^[\w-]
われわれは現在、一般にWeb 2.0として知られるウェブの時代にいる。このウェブの局面の特徴には、検索、ソーシャルネットワーク、オンラインメディア(音楽、動画など)、コンテンツの集約とシンジケーション(RSS)、マッシュアップ(API)などが含まれる。現在のウェブは主としてPCからアクセスされているが、モバイル機器(例:iPhone)やテレビセット(例:XBox Live 360)などからウェブを楽しむ例も増えている。 ウェブについて、今後10年ほどの間にどんなことを期待できるだろうか。今週の投票でNatC氏がコメントしたように、今後10年間でウェブに最大のインパクトを与えるものは、コンピュータの画面を通じて現れるものではないかもしれない。「オンライン活動は、存在感、移動、買ったり使ったりしたものなどがミックスされたものになる。」また、以下に示す10項目の(あるいはそれ以上の)潮流の相互作
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年9月29日 [メディア論] [ネットとメディア]ニュースサイト戦国時代2――ヤフー包囲網の底抜け 私の古巣は新聞社だから、今回のニュースサイト大再編はもともと他人事ではない。私が記者だった時代にも、QUICKなどの速報媒体へニュースを送っていたから、紙と電子メディアの相克は身をもって知っている。 それゆえ、新聞側がヤフーに感じる脅威感はよくわかるつもりだ。しかしFACTAはヤフーと記事提供(雑誌掲載記事の一部)の契約を結び、インターネットではコンテンツ・プロバイダーの立場でもある。攻める側、守る側の両方を見ているのだ。 現在、ヤフーのニュースサイトに読売は記事を提供しているが、朝日、日経は提供していない。共同通信もモバイルを除いては提供をやめた。しかし、毎日、産経、時事のほか、AFPやロイターなど70社がヤフーにニュースを提供している。
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年9月27日 [メディア論] [ネットとメディア]ニュースサイト戦国時代――ヤフー井上雅博社長に聞く(上) 新聞のニュースサイトが大再編に突入している。ネットと紙の共食いを恐れていた新聞が、ニュース配信のポータルサイトに食われて、合従連衡に走りだしたのだ。挑戦を受けるヤフーはどうするのか、ヤフーの井上雅博社長に独占インタビューした。 まず、バックグラウンドを説明しておこう。 毎日新聞と組んでいたマイクロソフトのポータルサイト「MSN」が9月末に契約を解消、10月から産経新聞と組んで「MSN産経ニュース」がスタートする。袂を分かった毎日新聞はこれまでの「MSN毎日インタラクティブ」を「毎日jp」に衣替えする。 一方、読売、朝日、日経の3社は共同ポータルサイトを計画中で、朝日の「asahi.com」、日経の「NIKKEI NET」、読売の「Y
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