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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (6)

  • “アーサー王生誕の地”に要塞跡、英「暗黒時代」に光

    ティンタジェル城の遺跡。この地で生まれたという伝説のアーサー王との結びつきを強めることを望んだイングランドの王族によって、13世紀に建てられたものだ。(PHOTOGRAPH BY MATT CARDY, GETTY IMAGES) 英国南西部コーンウォール州のティンタジェルは、大西洋を臨む岩がちな岬だ。2016年の夏、ここで見つかったある遺構と出土品が注目を集めた。 理由のひとつは、ティンタジェルがアーサー王が生まれたとされる場所だったからだ。だが同時に、伝説の偉大なブリタニアの王との関係はさておき、それらは考古学的にも「信じられないほど重要な発見」だった。 発掘調査で出土したのは、巨大な石造りの要塞跡、遠くアジア(現在のトルコ)から輸入されたぜいたくな品々だ。これらはすべてローマ帝国の支配が崩壊した西暦400年以降の時代のものだった。 歴史的文献において、アーサーという名の指導者に言及し

    “アーサー王生誕の地”に要塞跡、英「暗黒時代」に光
  • 西洋アンティーク・ボードゲーム

    ヨーロッパのボードゲームが花開いた黄金時代。「西洋版すごろく」の豊かな世界をビジュアルにたどる。 2021年1月25日発行 定価:2,970円(税込) 書の内容 19世紀は、ヨーロッパにおけるボードゲーム発展の黄金期だった。 書で紹介するゲームは「西洋版すごろく」とでも言うべきもので、古き良き意匠がほどこされたマスを追って眺めているだけでも、子供のころのわくわくした気持ちがよみがえるだろう。 初期の高価な手彩色のゲームは上流階級向けの娯楽だったが、安価な大量生産が普及し大衆化するとともに、扱うテーマもデザインも多様に変化していった。 ボードゲームの基となった《がちょうのゲーム》は、サイコロを振ってマスを進み、マスによっては前進後退の仕掛けがほどこされた、おなじみのすごろくだ。《がちょうのゲーム》は中世に遡る起源をもち、この伝統的なコース設計やルールを土台に、観光旅行・レジャー・学習・

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  • 激レアな白いピューマ、ネットで話題に、ブラジル

    ブラジル南東部のセラ・ドス・オルガンス国立公園を歩く、リューシズム(白変種)のピューマ。2013年7月5日撮影。これ以降、このピューマの目撃情報はない。 (PHOTOGRAPH BY ICMBIO) 白いピューマが脚光を浴びている。ブラジル南東部の大西洋岸森林のセラ・ドス・オルガンス国立公園を闊歩する白っぽい若いオスをとらえた2013年の写真が、最近になってインスタグラムに投稿され、再び注目を集めているのだ。野生のピューマでリューシズム(白変種、体の大部分が白くなる遺伝子変異)が確認されたのは、これが初めてだった。(参考記事:「【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子」) 「極めて珍しいことです」と、野生生物保護協会(WCS)の大型ネコ科動物保護プロジェクト「Big Cats Program」のエグゼクティブ・ディレクターを務めているルーク・ハンター氏は話す。「とても印象的な写真です」。氏

    激レアな白いピューマ、ネットで話題に、ブラジル
  • 9000年前に女性ハンター、「男は狩り、女は採集」覆す発見

    9000年前の南米アンデス山脈における狩りの様子を描いた想像画。この時代の墓を分析したところ埋葬されたハンターが女性だったことは考古学者たちを驚かせた。(MATTHEW VERDOLIVO, UC DAVIS IET ACADEMIC TECHNOLOGY SERVICES) 2018年のある日。米カリフォルニア大学デービス校の考古学者ランダル・ハース氏の研究チームは、ペルーのアンデス山脈で発掘された約9000年前の墓の周りに集まった。墓の中には成人のものと思われる骨とともに、多種多様で見事な狩猟用の石器があった。大きな獲物を倒し、その皮をはぐ作業までの道具がそろっていた。 「彼はきっと優れたハンターで、集団の中でとても重要な人物だったにちがいない」。当時、ハース氏とチームのメンバーたちはそう考えていた。 だが、その後の分析によって意外な事実が明らかになった。石器のそばで見つかった人骨は、

    9000年前に女性ハンター、「男は狩り、女は採集」覆す発見
  • 小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に何が起きたのか

    6600万年前、メキシコ東部に小惑星が衝突し、恐竜を絶滅させた。新たな研究により、当時の詳細な状況が明らかになってきた。(Photograph by TIm Peake, ESA, NASA) 6600万年前、中生代最後の日の太陽が昇る朝を想像してみてほしい。 光の束が現在のメキシコ・ユカタン半島の海岸沿いに広がる沼地や針葉樹の森に降り注ぎ、温かいメキシコ湾の水は生命で溢れている。 いまでは「失われた世界」の住民である恐竜や巨大昆虫が、鳴き声や羽音を響かせて生命を謳歌しているさなか、山ほどもある小惑星が、時速およそ6万4000キロの速さで地球に向かっていた。 ほんの束の間、太陽よりもはるかに大きくてまぶしい火の玉が空を横切る。一瞬の後、小惑星は推定でTNT火薬100兆トン分を超える規模の爆発を起こして地球に激突した。 衝突の衝撃は地下数キロに達し、直径185キロ以上のクレーターを作り出し、

    小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に何が起きたのか
  • ギャラリー:ありし日のノートルダム大聖堂 写真17点

    1920年代のノートルダム大聖堂。セーヌ川のほとりににあり、何世紀もの間、パリの象徴であり続けた。4月中旬、一部の建物が修復不可能なほどに火事で焼けてしまった。(Photograph by Crete, Nat Geo Image Collection) 木造のインテリアは火事で焼けてしまったと言われている。(Photograph by Crete, Nat Geo Image Collection) パリの真ん中にあるノートルダム大聖堂は、世界で最も多くの観光客が訪れる場所のひとつ。来訪者は1日約3万人だった。(Photograph by U.S. Army Air Service, Nat Geo Image Collection)

    ギャラリー:ありし日のノートルダム大聖堂 写真17点
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