2024年のノーベル物理学賞に、人工知能(AI)開発の基礎を築いた米国とカナダの2人が選ばれた。AIの分野がノーベル賞に輝くのは初めてで、関係する研究者らからは、驚きと称賛の声が相次いだ。 「情報系だとノーベル賞に縁はないと思っていたので驚いた」。産業技術総合研究所の村川正宏・人工知能研究センター副研究センター長(機械学習)はこう述べ、驚きを隠さなかった。 人工知能学会会長の栗原聡・慶応大教授も「コンピューターなどのITや情報技術に関連する研究がノーベル物理学賞を受賞するのは初めてだと思う。意外だった」と取材に語った。

