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ブックマーク / synodos.jp (12)

  • 保護者の所得は学力にどれほど影響があるのか?/山田哲也 - SYNODOS

    文部科学省が実施した保護者調査のインパクト 専門家会議による議論を受けて、2013年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)では、毎年実施される体調査とあわせて、多様な観点から学力に影響を与える要因を分析する「きめ細かい調査」が実施された。 この調査は、(1)経年変化分析調査、(2)保護者に対する調査、(3)教育委員会に対する調査から構成されている。なかでも人びとの注目を集めたのは保護者を対象にした質問紙調査で、そこで得られたデータを用いた調査報告書が2014年・2015年に公開されている(リンク先は容量の大きいPDFなのでご注意ください)。 なぜこの調査結果が着目されたのか。やや遠回りになるが、その背景を整理してみよう。 90年代後半にいわゆる「学力低下」論が社会問題化し、2000年代以降には日でも保護者の社会経済的地位(SocioEconomic Status:SES)を把握し

    保護者の所得は学力にどれほど影響があるのか?/山田哲也 - SYNODOS
    pathos95606
    pathos95606 2015/11/04
    教育社会学が格差の是正を目指してるんだってことと、平均値主義が良くないってことが分かりやすく書かれてる。格差を強調しつつ、平均値主義に陥ってるメディア報道とは全く違う良記事だ。
  • 太陽活動から天気を読みとけ!――宇宙気候学の挑戦/『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか』著者、宮原ひろ子氏インタビュー - SYNODOS

    太陽活動から天気を読みとけ!――宇宙気候学の挑戦 『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか』著者、宮原ひろ子氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#宇宙気候学#地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか 星空を見上げ「なんて自分はちっぽけなんだ」と思ったことはないだろうか。たしかに普通に暮らしていて宇宙との関わりを感じることは少ない。しかし、実は宇宙は自分たちの身近な生活に影響を与えているのかもしれない。そんな宇宙と地球とのつながりに迫る「宇宙気候学」を丁寧にわかりやすく伝える注目の『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか―太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来』の著者、宮原ひろ子氏に宇宙気候学とは何か、宇宙気候学の今後について話をうかがった。(聞き手・構成/岩沢康宏) ――「宇宙気候学」とはどのような学問なのでしょうか。 地球の気候の変動を、地球周辺の宇宙を含めた視点で理解していこう

    太陽活動から天気を読みとけ!――宇宙気候学の挑戦/『地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか』著者、宮原ひろ子氏インタビュー - SYNODOS
    pathos95606
    pathos95606 2015/06/30
    話は面白いんだけどいつもの SYNODOS の記事よりも誤植が多い。
  • 「被害者萌え」では救われない――セックスワーク論再考/青山薫×要友紀子×荻上チキ - SYNODOS

    セックスワーク=貧困!? メディアがセックスワークと貧困の関係をぞくぞくと取り上げている。しかし、その関係性を強調するあまり、別の弊害は出ていないだろうか。今までのセックスワーク論をアップデートするために必要な視点を語り合う。(構成/山菜々子) 荻上 いま、新たな売春形態やJKビジネスなどにフォーカスをあてる形で、セックスワークが貧困のひとつの受け皿になっている語りが出てきています。ぼくも個人売春に焦点を当てて、貧困とセックスワークの関係について書いています。 こうした語りに対し、セックスワーク全般のスティグマ化につながるのではないかとして、要さんは懸念を表明しており、僕のリサーチについてもご批判をいただいたりしています。そこで今回は、SWASHの要さん、研究者の青山さんに、いま改めてセックスワーカーを日で議論するため、どのような注意が必要なのか伺っていければと思っています。 まずは前

    「被害者萌え」では救われない――セックスワーク論再考/青山薫×要友紀子×荻上チキ - SYNODOS
  • 失った声を取り戻す――「ボイスバンクプロジェクト」の挑戦/山岸順一 - SYNODOS

    最先端の音声合成技術をつかい、病気で声が出無くなってしまった方の声を取り戻す「ボイスバンクプロジェクト」。「ボイスバンクプロジェクト」とはなにか、最先端の音声合成技術がどのように医療分野に使われているのか、自分の声を取り戻す意義とは。プロジェクトの代表者である、山岸順一氏にお話を伺った。(聞き手・構成/山菜々子)※記事は電子マガジン「α-Synodos」vol.155(2014年9月1日号)より転載しております。 ――最先端の音声合成技術を使って、病気で声が出なくなってしまった方の声を取り戻す「ボイスバンク」プロジェクトを行っている、山岸順一先生にお話を伺いたいと思います。山岸先生のご専門はなんでしょうか。 私は医療ではなく、数学を使った音声情報処理や、音声合成を専門としています。なぜか、縁あって医療の分野と関わっています。 「音声合成」と言われると、あんまりピンとこないかもしれません

    失った声を取り戻す――「ボイスバンクプロジェクト」の挑戦/山岸順一 - SYNODOS
  • 本当のところ、ワクチンは危険なのか?/NATROM - SYNODOS

    反ワクチン論も、現代医学否定の一種としてポピュラーである。反ワクチン論が受け入れられるのは、ワクチン(予防接種)の効果は実感しにくいのに対し、その害はマスコミなどで報道されるためだろう。ワクチンのおかげで病気にならなかった多くの人のことはニュースにならないが、ワクチン接種後に健康被害が生じた場合は因果関係が不明でもニュースになる。 ワクチンは、さまざまな感染症を予防することで、人々の健康に貢献してきた。たとえば、致死率40%ともいわれた天然痘は、1977年以降は発生していない。WHOは、1980年に天然痘の根絶宣言を行った。天然痘を根絶できた理由はいくつかある。特徴的な皮膚症状を起こすために診断が容易で隔離しやすい、不顕性感染(症状はないが感染力はある状態)が少ない、人以外の動物に感染しない、そして何よりもワクチンの効果が高かったからだ。 日では、1976年頃まで『種痘』という天然痘のワ

    本当のところ、ワクチンは危険なのか?/NATROM - SYNODOS
    pathos95606
    pathos95606 2015/04/10
    うまく機能してる間はニュースにならないが、問題が生じた場合は因果関係が不明でもニュースになる。
  • 高橋克也被告裁判・証言草稿──地下鉄サリン事件20年に際して/大田俊寛 - SYNODOS

    私は、2015年3月17日、「最後のオウム裁判」と称される高橋克也被告の裁判に、証人の一人として出廷することになった。この文書は、そのために作成した草稿である。実際の裁判における証言は、事前に用意した文書の読み上げが許されなかったこと、弁護人との問答のなかで話が進められたことなど、文書とはやや内容や形式が異なる(とはいえ、大きな点での差異はない)。 宗教学を専攻しております、研究者の大田俊寛と申します。オウム真理教に関しては、これまで、2011年公刊の『オウム真理教の精神史──ロマン主義・全体主義・原理主義』(春秋社)と、2013年公刊の『現代オカルトの根源──霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)という、二冊のを執筆して参りました。現在は、埼玉大学の非常勤講師として教壇に立っております。 私は1974年(昭和49年)生まれであり、現在40歳です。地下鉄サリン事件が起こった1995年は、私

    高橋克也被告裁判・証言草稿──地下鉄サリン事件20年に際して/大田俊寛 - SYNODOS
  • 「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治/亀井伸孝 - SYNODOS

    文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治 亀井伸孝 文化人類学、アフリカ地域研究 社会 #アパルトヘイト#曽野綾子 ・曽野綾子氏の産経新聞コラムには、第一の誤謬「人種主義」と、第二の誤謬「文化による隔離」の二つの問題点がある。 ・現状において、より危険なのは、第二の誤謬の方である。 ・文化人類学は、かつて南アフリカのアパルトヘイト成立に加担した過去がある。 ・アパルトヘイト体制下で、黒人の母語使用を奨励する隔離教育が行われたこともある。 ・「同化」を強要しないスタンスが、「隔離」という別の差別を生む温床になってきた。 ・「異なりつつも、確かにつながり続ける社会」を展望したい。そのために変わるべきは、主流社会の側である。 2015年2月11日の『産経新聞』朝刊に、曽野綾子氏によるコラム「透明な歳月の光:労働力不足と移民」が掲載された。 「外国人を理解するために、

    「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治/亀井伸孝 - SYNODOS
    pathos95606
    pathos95606 2015/02/25
    言語の多様性を維持する運動が、高等教育を受けることができるほど恵まれた言語の話者による(当該言語の話者の意志を無視した)エゴになってはいけないし、差別の口実になってもいけない。
  • 日本にあるもう1つの言語 ――日本手話とろう文化/金澤貴之 - SYNODOS

    手話は、耳が聞こえない人たち(すなわち、「ろう者」)の間で使われる、主として手を用いてお互いの意思を伝え合う手段である。手話は、今やテレビ番組にもしばしば登場するし、街中で見かけることも珍しくはない。専門外の人たちにとっても、「手話」という言葉を知らない人は少ないだろう。 ただ、その手話なるものが、音声言語の代替手段にすぎない、身振りに毛の生えたものだと考えていないだろうか。手話は、日語、英語、他の音声言語と比べて遜色なく機能する、日語とは異なる統語構造によって成り立っている1つの完成された言語である。 手話が1つの言語として成り立っていることについては、もう少し言葉を足して説明をしなければなるまい。ここで言うところの「手話」とは、主として耳が聞こえる者(ろう者に対して、こちらを「聴者」という)が、音声を発しながら手話単語を併用して表出するものを指すのではない。ろう者同士の間で用いられ

    日本にあるもう1つの言語 ――日本手話とろう文化/金澤貴之 - SYNODOS
    pathos95606
    pathos95606 2015/02/17
    手話について書かれた本だとオリバーサックスが書いた『手話の世界へ』(原題:Seeing Voices)がベストかな
  • 「35人学級見直し議論」を大人の茶番ですませてはいけない/畠山勝太 - SYNODOS

    公立小学校1年生の35人学級を、40人学級に戻すよう求める方針が財政制度等審議会で決められたことを端に、少人数学級・学級規模削減について様々な議論が繰り広げられている。しかしその多くは、学級規模削減について論じるために押さえておかなければならない知識やデータに基づいたものとは言えない。 そこで稿は、おもに米国で長年繰り広げられてきた学級規模削減の費用対効果検証の議論を紹介し、学級規模削減の議論のあるべき進め方を提示したい。その中で、35人学級見直しや現在の議論の問題点についても言及していく。 以下では、1章で米国での学級規模削減の効果についての議論を紹介する。2章では日教育状況から小1での学級規模削減の教育政策的優先順位と、米国の知見を日に適応する際の注意点を議論する。3章では、1章・2章での議論の内容を受けて、現在日で行われている小1の35人学級見直しについての議論の問題点を列

    「35人学級見直し議論」を大人の茶番ですませてはいけない/畠山勝太 - SYNODOS
  • 教養入門 | SYNODOS -シノドス-

    2018.02.28 Wed 異なる文化を学び、自分の社会を知る――人類学とはどのような学問なのか 龍谷大学講師、椿原敦子氏インタビュー 遠く離れた地を知ることで、自分たちの社会が見えてくる――。人類学の魅力はそこに尽きる。フィールドワークを通じ、現地の人々にまざり、解釈を共有することで学ぶ人類学。その歴史、葛藤、そして最先端の調査手法について、ロサンゼルスのイラン人移住者を研究されてきた、龍谷大学の椿原敦子氏に伺った。(聞き手・構成・・・

  • 「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について/稲葉振一郎 - SYNODOS

    「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について 稲葉振一郎 社会哲学 情報 #タウ・ゼロ#超人類#ポストヒューマン#synodos#老人と宇宙#シノドス#フェッセンデンの宇宙#SF#天の光はすべて星#ロケット・ドリーム#最後にして最初の人類#スター・トレック#スターメイカー#ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選#第六大陸#ディアスポラ SFにとって伝統的なペット・テーマである宇宙――宇宙開発、星間文明、異星人との接触といった主題系は、近年やや存在感を弱めているように思われる。マリナ・ベンジャミンのルポルタージュ『ロケット・ドリーム』(青土社)は、従来考えられていたより宇宙航行は生身の人間にとってはるかに過酷であること(放射線被曝、無重力等の人体への悪影響等々)、地球外知的生命探査(SETI)が今のところほとんど成果をあげられていな

    「宇宙SF」の現在――あるいはそのようなジャンルが今日果たして成立しうるのかどうか、について/稲葉振一郎 - SYNODOS
  • 「教育」に関する選挙公約比較/仁平典宏 - SYNODOS

    はじめに 今回の選挙は、「教育なき」選挙である。 経済政策、外交、税制、原発・エネルギー、憲法といった骨太のテーマが連呼される一方で、「教育」は主要な争点になっていない。 もちろん、一応、どの政党も「教育」が大事だとは言う。自民党の下村博文文部科学大臣も、「教育再生と経済再生は安倍内閣の最重要課題であり、車の両輪」と述べてきた。だが、有権者に対するアピールという点で、「教育」の立ち位置は弱い。 表1は、各政党の選挙公約集における大項目・主要項目のテーマが、どのような順番で出現しているか示したものである。この順番が、政策的な優先順位を示しているとは限らない。だが、限られた紙面の中で、どの項目をどこにランクさせるかには、選択が働いていることも確かだ。 例えば自民党の場合、下村大臣の自負にもかかわらず、教育は7番目という微妙な位置にある。ちなみに経済は2番目。「両輪」というには、タイヤの位置がズ

    「教育」に関する選挙公約比較/仁平典宏 - SYNODOS
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