Writer pursuing BFA in Screenwriting at York University, Toronto
文部科学省が、第一線の専門家約2700人に科学技術の未来像を尋ね、結果をまとめた。 20年後には、がんの転移を防ぎ、マグニチュード(M)7以上の地震が予知できる?……。15年後ごろには、HIV(エイズウイルス)感染症やアトピー性皮膚炎の根治療法が普及すると予測された。 結果は、国の科学技術政策の基本方針となる「第3期科学技術基本計画」に反映させる。 文科省・科学技術政策研究所が昨秋と今年2月、大学や企業、独立行政法人などの研究者約4220人(回答率63%)にアンケート。860のテーマで、技術が開発され、社会に普及する時期を予測してもらった。 その結果、「不妊症の撲滅」は平均で15年後、「アルツハイマー(認知症)の根治療法」は20年後などと予測された。 科学者たちの予測通りなら、15年後には「時速500キロのリニアモーターカーの商業運転」や「交通事故を未然に防ぐ自動操縦装置付き自動車」も実現
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