◇日本酒メーカーとネット関連企業が連携 ツイッターで情報、全国から注文90本 美少女のキャラクターで人気の若手イラストレーターの知名度を高めようと13日、日本酒メーカーとネット関連企業などが連携し、水戸市の酒販店から「萌(も)え酒」2本の販売をスタートした。ツイッターなどで情報が広まり、1次販売は全国から90本の注文が舞い込んだ。関係者は「新たな戦略になりうる」と意気込んでいる。【山崎明子】 萌え酒は、銀髪ツインテールの「咲良(さくら)」と和服姿の「鈴(りん)」がラベルに描かれた2本。ゲームのイラストを手がけるrefeia氏が描き、美少女キャラの名前がそのまま商品名に。中味は佐賀県の老舗酒造会社の純米吟醸酒で、4合瓶で税込み1680円。宣伝はせず、受注生産のみという。全国的に日本酒の消費量は減少傾向にあるが、メーカー側は「アキバ系の若者は日本酒のファンが多い」と黒字を見込んでいる。 商品開