オンラインゲーム先進国であり,それゆえ,オンラインゲームにまつわるさまざまな問題も先行しがちな韓国において,RMTを厳しく取り締まる法律が間もなく施行される模様だ。 韓国の文化観光部(日本でいう“省”に該当)は,「ゲーム産業振興法」の改正案が国務会議で可決されれば,来週早々にも施行される見通しであることを明らかにした。 この改正案で規制対象となるのは,「Lineage」(邦題 リネージュ)などのMMORPGで,不正な手段によって取得したゲーム内マネーやゲーム内アイテムを現金と交換したり,あるいはこの取り引きを斡旋する行為である。場合によっては,RMT業者に対して営業停止を命じられるほどに,強制力の強い規制になるという。 なお,ここでいう“不正な手段”とは,作業場(※)や,BOTやバグの利用などにより,ゲーム内マネーやゲーム内アイテムを“生産”する行為のことを指す。 つまりこの改正案がメイン