2014年12月17日のブックマーク (1件)

  • 厚労省の意図せざる結果

    朝日新聞に出た松井彰彦氏の記事が話題になっている。「5年で無期雇用にしろ」という規制のおかげで、大学の非常勤の研究員も5年で雇い止めしなければならない。規制を強化しても役所の思った通りにはならない、という(私も含めて)多くの経済学者が指摘している改正労働契約法の問題点だ。 ところがこれに、昔なつかしい濱口桂一郎氏が「経済学者の意識せざるウソ」だと噛みついた。例によって無内容な労働法トリビアだが、要は判例では「メンバーシップ」を守ることになっているが、実定法は「ジョブ型」だから、今度の改正は5年を超えて雇う非正社員を「ジョブ型正社員」にするのが厚労省の意図だという。 So what? 役所がそう意図したら、みんなその通りやるのかね。それなら「交通事故は禁止する」という規制をすれば交通事故はなくなり、「解雇は禁止する」という規制をしたら失業はなくなるだろう。そう行かないのは、人々は法律によって

    厚労省の意図せざる結果
    payequity1
    payequity1 2014/12/17
    【池田信夫】厚労省の意図せざる結果/雇用しやすくするには、解雇しやすくするしかないのだ。ところが厚労省は、正社員の既得権を守ったまま、非正社員の地位を向上させる「いいとこ取り」をしようとして、失敗を繰