今回、「マーケティングの重要性を語る」ということでコラムをスタートしましたが、そもそも、このコラムをご覧になっているような方であれば「マーケティングは大事だ」という原則自体に異論がある方は、あまりいらっしゃらないのではないかと思います。 一方で、私たちはどれぐらいマーケティングを、本当に意味のあるものにしてこられたのでしょうか。 昨年の2012年、「ad:tech Tokyo」の基調講演で、アドビシステムズ社のマーケティングディレクターであるスコット・ハリス氏から「マーケティングの本場アメリカでも、残念ながら「マーケティング」および「マーケター」は、多くの経営陣から信用されていない現状がある」という問題提起がありました。 実際、「マーケティングは重要」と思われながらも「企業の根幹となりきれるほどの存在感を発揮できていない」という状況がまだあるのかもしれません。まして日本は「ガラパゴス化」と
![第1回:マーケティングのできる人や組織が真に必要な時代](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ea1fa3acf36202bc58c5c32defae6970d3b9100/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2013%2F03%2F25%2F251d720e285addc1d58f28a0c1d5c8c3%2F20130325_socialnetwork_g.jpg)