橋下氏“平松市政も引き継ぐ” 11月29日 16時43分 新たに大阪市長に就任する、大阪府の橋下前知事は、29日、選挙で対決した平松市長の得票数について、「52万票が平松市長に入ったことは無視できない」と述べ、大阪都構想実現を目指す一方で、平松市長の方針も受け継いでいく考えを示しました。 松井新知事への事務の引き継ぎのために大阪府庁を訪れた橋下前知事は、記者団に対し「平松市長は前回の選挙より票が増えており、平松市政は完全に有権者の信任を受けている。平松市長は、市民の活動を支援して街づくりに生かす『市民協働』という方針を打ち出して市政に当たってきたが、この方針をしっかり受け継ぎ、それに加えて、われわれが打ち出した広域行政と基礎自治の役割分担の明確化も進めていく。今回の選挙結果は勝った僕のほうがマルで、負けた平松市政がペケという判断ではない。52万票が平松市長に入ったことは無視できない」と述べ