政府は新型コロナワクチンの接種状況を把握するため、マイナンバーとひも付けるシステムの構築に乗り出す。コロナワクチンの担当大臣を兼務する河野太郎行政・規制改革担当相が1月25日、明らかにした。システムの構築費用や情報の入力に伴う人件費などは全て国が負担する。 新たなシステムでは、ワクチン接種に必要な券の番号とマイナンバーを登録することで、いつ、どこで、どんなワクチンを接種したのか個人の接種状況がリアルタイムに把握できる。このため、引っ越しなどで住所が変わった際にも接種情報を確認できるとしている。接種したことを示す証明書の発行も視野に入れる。 ワクチンの在庫管理や配布に関しては、厚生労働省が「ワクチン接種円滑化システム」(V-SYS)で管理する方針を示しているが、河野大臣はV-SYSとは別に新たなシステムを一から構築するとしている。V-SYSと、住民の各感染症の接種履歴をまとめた「予防接種台帳
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