タグ

ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (11)

  • 藤田晋『25周年』

    2023年3月18日、サイバーエージェントは創業25周年を迎えました。当にたくさんの人に支えられてここまできました。お世話になっている皆様、応援してくれている皆様、関係者の皆様、心より感謝しています。いつもありがとうございます。 私個人では、今年50歳なのでちょうど人生の半分をサイバーエージェントの社長として過ごしてきたことになります。 生まれてから18歳までを過ごした福井県の田舎町の狭い社宅の部屋の片隅で、カセットテープを入れたウォークマンを耳に当て、いつも爆音で音楽を聴いていました。民放が2局しか映らない福井県ではプロ野球は巨人戦しか放送していないため、県民の多くが巨人ファンで、それに反発するように阪神を応援していました。テレビ映画が放送されればビデオテープに録画し、汚い画質で何回も見返していました。テレビ越しに映る華やかな世界と、自分の置かれた環境とのギャップを強く意識し、深夜の

    藤田晋『25周年』
    peketamin
    peketamin 2023/03/20
  • 藤田晋『これからの働き方について』

    非常事態宣言から約1ヶ月半、サイバーエージェントでは全社員が原則リモートワークでしたが、その解除の方針を受けて6月1日から通常に戻すことを全社メールで社内に伝えました。リモート期間は、働き方についてとても多くの発見と学びがありました。まず、当社の場合、やろうと思えば大部分の仕事リモートワークで遂行可能ということです。それはやってみて初めてよく分かりました。 リモートのメリットは、zoom会議の利便性、移動コストの削減、オフィス賃料の見直し、通勤ストレスの軽減など、並べればたくさんあります。一方で、リモートでは一体感、チームワークは損なわれます。また、リモートではかなり極端に成果主義、個人主義に振らざるを得なくなり、それは当社の根的なカルチャーと相性が悪いです。それらは数値には出来ないですが、当社にとっては強みが失われかねない由々しき問題です。 リモートのメリットデメリットについては、先

    藤田晋『これからの働き方について』
    peketamin
    peketamin 2020/05/25
  • 下方修正 | 渋谷ではたらく社長のアメブロ

    ここ数年、会社は概ね順風満帆だったと思います。 厳しい状況も、なんだかんだ乗り切って成長を続けてきたという意味では、もう10年以上、順調な日々が続いていたと言っても過言ではないかも知れません。その間ずっと、私は組織が緩むことに警戒心を忘れてはいけないと気を付けていたつもりではあるのですが、いつの間にか私自身の気が緩み、油断していたのだと思います。日、この世で一番聞きたくない言葉「下方修正」を出しました。シンプルに言うと、2019年9月期の見通しを、営業利益300億円→200億円 へと修正したというものです。株主のみなさま、申し訳ありません。たった3ヶ月前に発表したばかりの数字なのに何故100億円も?と思われるかも知れません。それについて時系列でご説明します。コストを増やし過ぎていることに気がついたのは、今から半年前、2018年夏頃のことでした。先行投資中のAbemaTVだけでなく、広告事

    下方修正 | 渋谷ではたらく社長のアメブロ
    peketamin
    peketamin 2019/01/30
  • 当たり前の話なんだけど | 渋谷ではたらく社長のアメブロ

    私はサイバーエージェントの社長です。新経済連盟の副代表理事やMリーグチェアマンのようなもっと社会的な立場もあるけど、職はあくまでサイバーエージェント社長です。 その私の立場からいえば、現役で、活躍してる社員に、起業したらどうかと外から煽ってくる人は、当たり前なんだけど迷惑です。(既に辞めている社員や、活躍しきれてない人は全く構いません)声をかけられただけで浮き足立つ人もいるし、育てた人材に辞められて戦力ダウンだし、将来競合になる可能性もあるし、私にとって良いことは一個もありません。先ほど、そのことについて語っている記事がPRESIDENT Onlineに掲載されました。以下抜粋ーーーーーーーーーーーーーー社員に「起業しろ」とあおる投資家は迷惑藤田社長がいま発信したいのは、ベンチャーキャピタルが自社の社員に起業を促すことについてだ。「よく社員に『起業しろ』とあおってくるベンチャーキャピタル

    当たり前の話なんだけど | 渋谷ではたらく社長のアメブロ
    peketamin
    peketamin 2018/10/16
  • 藤田晋『コミットが強いと全体が見えなくなる話』

    昨日は役員合宿だったのですが、 その会議中、何かの話題で 「コミットメントが強い人材は全体の ことが見えなくなりやすいよね」 と私が言ったら、目標に対しての コミットメント力が高いから役員に 昇格したような人材がずらりと並んだ その場が一瞬寒い空気になったので、 「会社全体や、社会全体が見えなく なりやすいよね?ね?」 ともう一度言ってみたのですが、 伝わってなかった気がするので、 ブログにちょっと書いてみることに しました。 もちろん、組織の中で出世していく ような人は、いかなる目標であっても、 必達するつもりでコミットメントし、 結果を出してくる人であることが多いです。 私自身も会社の目標、業績予想に 強くコミットしています。 だからコミットメント能力が高い人材を 私も高く評価することには変わりない のですが、一方で注意しなければ ならない面もあると思います。 自分の目標、自らの使命を

    藤田晋『コミットが強いと全体が見えなくなる話』
    peketamin
    peketamin 2018/02/25
  • 藤田晋『曲がり角について』

    去年の秋、10月のある寒い夜にいつものように会を終えて自宅に帰ると、マンションのフロントから電話がかかってきました。「先ほどまで記者の方がマンションの前で何時間も藤田さんを待ってましたよ」(うわ・・・もしかして文春?・・何かやったかな) 私もヒルズ族と呼ばれ、華やかな交際で世間を賑わせていた時代には、記者に張り込まれた経験は何度かありました。でも、今なぜ?焦って胸をドキドキさせていると、名刺を預かってますと言うので届けてもらうことにしました。 そこで渡された名刺には、「日経新聞 証券部 下村」と書いてあり、それを見て私はほっと胸を撫で下ろしました。(特にやましいことがある訳ではありません)  決算発表直前だったので、おそらく証券部の若い記者さんが上司から決算予測記事のための取材してこいと無理を言われて張り込んでいたのだろうと想像し、寒いのに可哀想だし私はその名刺に書かれたメールアドレスに

    藤田晋『曲がり角について』
    peketamin
    peketamin 2017/01/12
  • 藤田晋『主席エンジニアの退社』

    弊社の主席エンジニアである名村くんが6月末で退社することになり、昨夜はAmebaで共に頑張ってきた長瀬、小池を交えての送別会でした。名村くんはサイバーエージェントの今日までの成長を支えてくれた最大の功労者の一人です。11年前に技術者として入社し、プーペガール、アメーバピグ、AWA、AbemaTVなどのヒットサービスを連発してきました。特に0→1のサービス開発に強く、私のあやふやで日々コロコロ変わるサービス構想に我慢強く付き合ってくれ、それを具現化し、また技術的なレベルの高さだけでなく、ユーザーや他の社員に対するホスピタリティがとても強いので、使い勝手、面白さ、分かりやすさ、便利さにも拘ってくれます。今回、1大事業AbemaTVをリリースまで漕ぎつけたところで「やはり海外で働きたい」と言われて私は返す言葉がありませんでした。過去にもう何回も引きとめてきた経緯があるからです。それと同時に、5年

    藤田晋『主席エンジニアの退社』
    peketamin
    peketamin 2016/06/18
  • 藤田晋『後継者について』

    私は「人づくり」の面で評価頂けたようです。 もちろんこれは嬉しいのですが、このことで ある話を思い出しました。 それは私の「後継者」についてです。 先日、とある大企業の次期社長を選ぶ 立場だった人にお会いしました。 私はどのように後継者を選んでいくのか に興味があったので、尋ねました。 「どのようなプロセスで社長を決めたのですか?」 「候補者は他にも複数いたよ」 「その中でなぜ○○さん(現社長)だったのですか?」 「それは簡単だよ」 「?」 「○○が一番人を育てたからだよ」 私はこの言葉にはっとしました。 最も功績を挙げた人ではなく、 最も人を育てた人にトップを任せる。 良い人材を採用し、育成して、 社員の活力により業績を伸ばせる ように創り上げてきた我々のような 会社を経営するにあたり、とても 重要な考え方だと思ったからです。 人を育て、その可能性に賭けるという ことに対する価値観が違う

    藤田晋『後継者について』
    peketamin
    peketamin 2014/11/22
  • 藤田晋『採用で大事なこと』

    「採用は、もの凄く優秀な人を大勢集めるよりも、一緒に働きたい人を大勢集めることのほうが大事であると再認識しました。」 先日、自分のFacebook にこう書いたところ、 1700コものいいね!を頂きました。 (ありがとうございます) これはリクルートで採用に関わっていた 方に教えてもらった話ですが、 自分たちを振り返ってドキッとする話でした。 最近では、おかげさまで採用活動に おける当社の人気も過去とは比較に ならないくらい高まっていて、 優秀な人材が非常に採用しやすく なっています。 しかし、「自分より優秀なやつを採れ」 というコンセプトの元、ひたすら優秀な 人材を集めていけば会社は安泰かと いえば、決してそうではないようです。 もちろん優秀な人材は喉から手が出る ほど欲しいです。 でも、会社にとって当に優秀な人材は、 一緒に働きたいと思った人の中から 現れるはずなのです。 正月、前回

    藤田晋『採用で大事なこと』
    peketamin
    peketamin 2014/01/06
  • 藤田晋『頭のいいやつ』

    昨日の夜は、とても頭のいい経営者の 友人とさしで事でした。 多くの言葉を使わなくても意図をすぐ 理解してくれて、ポンポンとテンポよく 進む会話がとても心地良かったです。 それでふと、私が学生時代に働いて いた会社の上司の言葉を思い出した のですが、 「説明するのに言葉の数が多く必要 ない人ほど頭がいいのだ」 「逆に、説明に言葉の数が多く必要 なほど頭が悪いのだ」 と言っていました。 勝手に人の頭の良し悪しを決めつける のは良くないと思いますが、 一緒に仕事をする上においては、 この言葉は結構的を射ているところが あるかも知れません。 私も社員に何かを説明した際、 ポカンとして理解してなさそうだったら、 同じことを言葉を変えてみたり、 背景を丁寧に説明してみたり、 例え話を使ってみたり 限られた時間で色々な努力をしますが、 その挙げ句に手ごたえが得られないと、 どっと疲れます。 逆に、相手

    藤田晋『頭のいいやつ』
    peketamin
    peketamin 2013/07/05
    (ツッコんだら負けツッコんだら負け、、、)
  • 藤田晋『感心した話』

    今週、とある若い起業家と話していたとき のことです。 「私の友人起業家が○○○という スマホサービスを運営しているのですが、」 「あー、知ってるよ」 と私が応えると、 「ええ。こないだ藤田さんがログインしてきた って言ってました」 「え?そんなの見てるの?ちょっと見ただけだよ」 「それで、見つけて即ブロックしたって 言ってました」 「(・_・;)」 私と話していた若い起業家は、 そんな細かいサービスまで藤田さん自身が 使ってるのは偉いですね、 という意味で話してくれたのですが、 私はそのサービスを運営している 起業家に感心しました。 実はそのサービスと競合にもあたる 事業を当社内でも展開しています。 でもその起業家のサービスを使ってみた のは、決して真似しようと考えた訳では ありません。 自分たちのサービスをリリースするにあたり、 世の中に他にどのようなサービスが 存在するのか知りたかっ

    藤田晋『感心した話』
  • 1