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ブックマーク / osa.hatenablog.com (4)

  • 価値のないものを高速につくらないために - ネットの海の片隅で

    スピードとスピード感は違うし、素早くつくることと雑につくることも違う。 我々の仕事がコードを書くことではなく問題を解決することである以上、どんなに素早くつくるとしても誰のどんな問題を解決するのかは常に意識していなければならない。 その点について深く考えずに思いつきで「A すれば B できるようになる」というものをつくるのは素早いのではなく雑なものづくりだと思っている。 そもそも「〜できる」ということにはあまり価値がないと思っていて、「〜するようになる」「〜してしまうようになる」というように行動が変わるところまで意識的に持っていかなければならないと考えている。 *1 面と向かって他者の行動を変えるのだってめちゃくちゃ大変なのに、インターネット越しに画面だけでユーザーの行動を変えるということがそんなに簡単にできるはずがない。 だから、画面の向こうにいる人に対して何かしらのアクションを引き起こさ

    価値のないものを高速につくらないために - ネットの海の片隅で
    peketamin
    peketamin 2020/06/13
  • クックパッド株式会社を退職しました。 - ネットの海の片隅で

    2018-11-22 を最終出社日としてクックパッド株式会社を退職しました。 アルバイトを含めると、2015-04-16 入社なので、3年9ヶ月ほどいたことになります。 ひとつの節目ということで退職エントリを書いておこうと思います。 在籍中にやったこと 大きく分けると以下の2つです。 クックパッド料理教室の開発 決済基盤の開発・運用 クックパッド料理教室の開発 クックパッド料理教室というサービスをつくっていました。*1 時期によって増減するんですが、だいたいエンジニアが5人くらい、デザイナー・ディレクター・サポート・マーケティング・営業などの人たちを含めて20人くらいのチームでした。 この時期には、技術的なことだけでなく《サービスをつくる》ということについて、めちゃくちゃ多くのことを学ばせてもらいました。 間違いなく、この時の経験が s-dev talks を立ち上げるモチベーションになっ

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    peketamin 2018/11/27
  • 「継承より委譲」≠「継承使うな」 - ネットの海の片隅で

    TL;DR 適材適所。 「継承より委譲」 オブジェクト指向に関する有名な警句に「継承より委譲」があります。 僕はオブジェクト指向について語れるほど立派な人間じゃありませんが、 「むやみに継承使わないほうが良いよ」 「移譲のほうが良いケースが多いよ」 ってことですね。 ただ、今回は継承の価値を見なおしてみようという話です。 仮定 次のようなものを作りたいと仮定します。 文字列に対して署名を行い、署名された文字列が欲しい。 HMAC/SHA256で変換した結果をBase64に変換。 引数として「署名対象の文字列」と「署名に使うkey」を渡す。 設計1 まず、何も考えずに書いてみました。 class Signatory def initialize(key) @key = key end def sign(text) digest = OpenSSL::HMAC.digest("SHA256",

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    peketamin 2018/05/29
  • スピード感のために品質を落とすということはチームの成長を諦めるということ - ネットの海の片隅で

    サービスを開発していると、スピードが重視される。 そのこと自体にはまったく問題はなくて正当なことだと思っている。 ユーザーに対して一刻も早く価値を届けるためには必要なことだ。 そもそも、自分がいる Web 界隈ではこの点について異論のあるサービス開発者はあまりいないんじゃないかと思っている。 ただ、それを達成するための方法になると途端に意見が分かれはじめて、人によって重視することが全然違ってくる。 ある人は「スピード感が大事」と言い、ある人は「ちゃんと作ったほうがトータルでは速い」と主張する。 しかし、こういうときに意識される品質と速度についてのトレードオフは、実際には完全なトレードオフではないと思っている。 技術力のある人はある程度急いで作ったとしても一定以上の品質のコードを書くし、意図的に品質を落としたとしても速度はあまり上がらない。 逆に、技術力が高くない人が時間をかけて作ったとして

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    peketamin 2017/06/02
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