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ブックマーク / science.srad.jp (139)

  • 街路樹育ちすぎ問題が各地で悪影響 | スラド サイエンス

    街路樹に関しては「ビッグモーター」の件でも注目されたが、乗りものニュースの記事によると日各地で街路樹の育ちすぎによる問題が深刻化しているという。その影響は様々な場面で見られるという(乗りものニュース)。 国土交通省が実施したWEBアンケート調査によると、世田谷区内およそ6.2kmのケヤキ並木は、都区内の国道における並木区間のなかでも特に「樹木の育ちすぎ」が深刻で、幹周90cm以上の大径木が80%を占めるという。この東京の国道20号のケヤキ並木では、昭和の東京オリンピックに向けて整備されたもので、樹木の根が歩道を圧迫したり、路面に凹凸を生じさせたりしているという。また、佐賀県では2019年に沿道のマツの木が倒れ、走行中の乗用車に乗っていた5歳の男の子が死亡する痛ましい事故も発生しているとしている。 一方で、街路樹は地域のシンボルとしての意味も持っており、伐採に反対する地域住民も存在するとし

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    peketamin 2024/01/23
  • 餌のある飼育施設でもクマの冬眠が進まない | スラド サイエンス

    19日も秋田県や新潟県で出没するなど、クマの冬眠が進まないことがニュースになっている。神奈川県の霊山・大山でもクマの出没があり、登山道の一部が通行禁止になっているという。相模原市では、津久井地域の児童や生徒約3700人に「クマよけ鈴」を支給する事態になっているという。市教委が鈴を支給するのは初めて(テレ朝news、カナロコ)。 この件に関して、エサ不足とは別に気温が大きく関係していると見られている。北海道にあるクマの飼育施設では、取材時点でも11頭中4頭が目を覚ましていたそうだ。飼育施設であるため、十分な事をしてから冬眠に臨んでいたにも関わらずだ。同施設の園長によると、獣舎内の温度がマイナス1度ほどと従来の時期よりも高いという。園長曰く、マイナス4度くらいにならないと、クマは全頭安定して眠らないとして、対策として冬眠しやすい室温を保つ努力が行われているとしている。

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    peketamin 2023/12/22
  • 世界保健機関、長期的な健康状態改善を目的とした非糖質甘味料の使用を非推奨とするガイドライン | スラド サイエンス

    世界保健機関 (WHO) は 15 日、非糖質甘味料 (NSS) を体重調整や非感染性疾患リスク低下の目的で使用すべきではないとのガイドラインを発表した (ニュースリリース、 ガイドライン、 Ars Technica の記事)。 新ガイドラインは NSS が長期的な体脂肪減少の利益をもたらさないことが示唆されていること、結果として 2 型糖尿病および心血管疾患などのリスクや成人の死亡率を高める、といった望ましくない影響をもたらす可能性があることを踏まえたものだという。そもそも NSS は必須の品要素ではなく、栄養価もない。長期的に健康状態を改善するには遊離糖類を NSS に置き換えるのではなく、摂取する品全体から甘みを減らすべきとのこと。 今回のガイドラインは糖尿病既往者を除くすべての人が対象であり、天然・人工ともにすべての非栄養甘味料が対象となる。多糖類のローカロリーシュガーや糖アル

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    peketamin 2023/05/20
    下痢のリスクあるしね
  • 日本の宇宙ベンチャー「DigitalBlast」が独自宇宙ステーション計画を発表 | スラド サイエンス

    宇宙ベンチャーのDigitalBlastは12日、日国内初の民間主導での宇宙ステーションとなる「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたと発表した。2030年までに最初のモジュールを打ち上げる計画だという(DigitalBlastリリース、毎日新聞)。 現在使用されている国際宇宙ステーション(ISS)は2030年に運用を終了する予定で、米国ではISS退役後を見据え、Axiom Space社の民間企業4社などによる後継の開発が進められている。一方で、日国内では具体的な動きがないことから同社は日国内初の民間主導での宇宙ステーションを建設する「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたとしている。 構想では、宇宙ステーションのモジュールは、通信やドッキング機構、クルー居住施設等の機能を持つ居住・コアモジュールに加え、サイエンスモジュール、エンタメモジュールの3つの構成で計画を

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    peketamin 2022/12/14
  • ボストン周辺の高校でのマスクの効果 | スラド サイエンス

    ニューイングランド医学誌の記事によると、高校でマスクをすれば SARS-CoV-2 (新型コロナウイルス) 感染者を減らす効果が期待できるようだ (論文、 NHK の記事)。 研究では BA.1 の流行が収まった 3 月にボストン周辺の高校での「マスク義務の終了」を受けて最初の週からマスク無しにしてもよくした学区、2 週目に解禁した学区、3 週目に解禁した学区、マスク義務を継続した 2 学区を比較。最初に解禁した学区では 5 月半ばの BA.5 のピークにおいて千人あたり 25 例程の新型コロナ感染者が出たのに対して、2 週・3 週目に解禁した学区では 15 例前後と少なく、マスク義務を続けた 2 学区は 10 例に満たなかった。マスク義務化免除 15 週間の累計では、マスク義務を継続した 2 学区で千人あたり 66.1 例だったのに対して、義務免除した場合 134.4 例だった。これによ

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    peketamin 2022/11/14
  • ハチノスツヅリガの幼虫の唾液にポリエチレンを分解する酵素 | スラド サイエンス

    ポリエチレン (PE) の酸化と解重合を可能にする酵素がハチノスツヅリガの幼虫の唾液から発見された (論文、 マルガリータサラス生物学研究センターのプレスリリース、 The Register の記事)。 研究を率いた Federica Bertocchini 氏は趣味の養蜂家でもあり、蜜蝋をべる養蜂の害虫であるハチノスツヅリガの幼虫 (以降、幼虫) を捕まえてPE製の袋に入れておいたところ、袋に穴をあけて逃げ出してしまったことが研究のきっかけとなった。 Bertocchini 氏の研究グループは幼虫が PE をべて生分解できるという研究成果を 2017 年に発表しており、2020 年には別の研究グループが幼虫の腸内細菌叢とのかかわりを示唆する研究成果を発表している。 微生物による PE の生分解は非常に長い時間を要するだけでなく、紫外線照射や加熱といった非生物的な事前の酸化処理が必要と

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    peketamin 2022/10/13
  • 気体から固体への状態遷移は「凝華」表記に | スラド サイエンス

    2022年年度の化学教科書からは使用する用語に大きな変化があったそうだ。啓林館の教科書用語の変更を説明した資料によれば、固体から気体に変化する状態遷移を従来と同じく「昇華」、気体から固体に変化することを新たに「凝華」と呼ぶことになったという。従来はどちらも昇華と呼称していた。このほかにも化学式のうちイオンを表す化学式を「イオンの化学式」と呼んだり、これまでは3~11族元素を「遷移元素」として扱っていたが、BeとMgがアルカリ土類金属になったことでこれも3~12族元素に変更されるなどしている。経緯の一部に関しては理系のための備忘録の記事が詳しい(啓林館 教科書用語の変更について[PDF]、難関大に行きたい人へさんのツイート)。 nemui4 曰く、

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    peketamin 2022/09/13
  • 海のプラスチックゴミのうち4分の3以上は漁業関連などが原因。日本からが最多 | スラド サイエンス

    自然保護団体「The Ocean Cleanup」が2019年に太平洋ゴミベルトで採取した573kgのプラスチックごみの分析結果を公開した。 通説では「海洋プラスチックごみの約8割は陸域から発生」とされていたが、実際は約8割は沖合での漁業活動によるものだった。文字やロゴが確認できたゴミの内訳では日からのものが34%で最多で、中国が32%で続いた。 Scientific Reportsに掲載された研究によれば、太平洋ゴミベルト(GPGP)のプラスチック破片の75%から86%が漁業活動に由来しているという。以前の調査では、GPGPのプラスチック塊のほぼ半分が漁網とロープで構成されていたが、残りの大部分を占める硬質プラスチック物体と小さなフラグメントの正体は分かっていなかった(Scientific Reports、Ocean Cleanup)。 非営利組織オーシャン・クリーンアップ(Ocean

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    peketamin 2022/09/07
  • 神経衰弱の最適戦略が解明される | スラド サイエンス

    2022年3月、「神経衰弱における最適戦略の探索」と題する論文が発表された。著者は宇部工業高等専門学校の荒川教授。 メモ化再帰と呼ばれる手法を用い、二人で行う神経衰弱について考えられる全ての局面を網羅的に解析し、勝率を最大化するために最適な行動を求めた。その結果、多くの局面においてこれまでの常識とは異なる行動が最適であることが判明した。それらは以下の3パターンに分けられる。 異なる数字のカードを2枚めくる(パス)2枚目に、1枚目とは異なる数字のカードをあえてめくる同じ数字の2枚のカードの場所を知っているとき、あえて他のカードをめくる 状況に応じてこれらの行動を組み合わせることで、通常の戦略に対して約72%の勝率をあげることが可能である。

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    peketamin 2022/04/23
    “異なる数字のカードを2枚めくる(パス) 2枚目に、1枚目とは異なる数字のカードをあえてめくる 同じ数字の2枚のカードの場所を知っているとき、あえて他のカードをめくる”
  • 超簡単に短時間で人工細胞を作製する手法 | スラド サイエンス

    JAMSTEC の研究グループが超簡単に短時間で人工細胞を作製する手法を確立したそうだ (プレスリリース、 論文)。 人工細胞は脂質で形成した人工細胞膜に様々な分子を閉じ込めて生化学的な反応を行う。しかし、脂質膜形成に現在よく利用されている界面通過法などの方法は数時間から一昼夜の時間を要するほか、論文にあまり記載されない軽微だが重要なコツが多くあり、レシピだけで質の高い人工細胞を再現性良く作ることは困難だったという。 人工細胞の作製にはリン脂質が均質に溶けた脂質オイル溶液を準備することが重要だ。今回の手法ではガラス管の中で簡易的に脂質フィルムを作り、オイルを加えた後 70 ℃ で 1 分間温めてすぐに撹拌するという手順に界面通過法を単純化し、今までと同等以上の人工細胞を 30 分以内で再現性良く形成できるようになったとのこと。 また、必要な試薬を乾燥させることで、水と目的の遺伝子、卓上遠心

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    peketamin 2022/04/15
  • 魚にも右利きと左利きがある | スラド サイエンス

    世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」と名古屋大、富山大の共同研究チームによると、特定の種類の魚には体の左右一方をよく使う「利き」があるそうだ(読売新聞)。 しかし「利き」がいつ獲得されるかは不明な点が多いとのこと。富山大の竹内勇一助教らは、獲物を左右どちらから襲うかという「利き」の違いが分かりやすいペリソダス・ミクロレピスという魚に着目。ただこの魚、気性が荒く育成が困難だったことから「アクア・トトぎふ」に繁殖を依頼し繁殖に成功。魚の生育過程を調査し、4か月の幼魚と8か月の若魚、12か月の成魚に初めて獲物を襲わせて捕成功率を調べたところ、遺伝的な影響が高いことが分かったとしている。

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    peketamin 2022/04/14
  • 米国が国際宇宙ステーションの運用期限延長方針。2030年までの運用表明 | スラド サイエンス

    NASAは12月31日、国際宇宙ステーション(ISS)の運用期間を2030年まで延長する方針を発表した。当初の計画では2024年までとなっていたが、これを6年間延長して30年までとする方針。ISSはアルテミス計画向けに予算を割り振るため、運用を民間団体に移譲する案が検討されていた。リリースによれば、米バイデン政権から、運用を2030年まで延長するよう指示が出たとしている。ISS運用に関わる日や欧州、ロシア、カナダの国際パートナーが同意するかが課題となる。またISS延長に必要な予算の拠出に関しては、米議会の承認が必要となる(NASAリリース、NHK、読売新聞、Engadget)。

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    peketamin 2022/01/07
  • ブロッコリー嫌いや芽キャベツ嫌いに口内細菌叢が影響している可能性 | スラド サイエンス

    オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の研究によれば、カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ (論文、 Ars Technica の記事)。 人によるべ物の好き嫌いの違いは化学感覚の違いと考えられており、特定の物質で苦みを感じる遺伝子が知られていることから、これまではこの遺伝子の有無に注目した研究が行われてきた。一方、アブラナ属の植物は S-メチル-L-システイン スルホキシドを含み、これから臭気を発する揮発性硫黄化合物が酵素や細菌により生成される。 研究は 6 歳 ~ 8 歳の子供と保護者 98 組 (計 196 人) を対象とし、臭気物質を快いと感じるか不快と感じるかの評価や、実際に採取した唾液と生のカリフラワー粉末による揮発性硫黄化合物の生成テストなどを行っている。 その結果、揮発性

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    peketamin 2021/11/08
  • 栽培は日本だけ。洋梨のラ・フランスは原産国では一世紀以上前に絶滅 | スラド サイエンス

    1800年代に発見されたフランス原産の洋梨「ラ・フランス」は、フランスという名前が付いていても、そのフランスではすでに絶滅しているのだそうだ。ウェザーニュースの記事によると、フランスでも短期間、栽培されていたものの病気にかかりやすいことや実を付ける期間が1か月ほど長く、栽培に手間がかかることから1900年代初頭に絶滅したとしている。現在栽培しているのは日だけで、その約8割が山形県で栽培されているとのこと(ウェザーニュース)。

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    peketamin 2021/10/27
    マジか
  • EU、来年にも食品添加物としての二酸化チタン使用禁止へ | スラド サイエンス

    若干旧聞だがEU加盟各国は 8 日、品添加物としての二酸化チタン (E171) の使用を 2022 年から禁ずるという欧州委員会 (EC) の提案を承認した (Daily News 08 / 10 / 2021、 Q & A、 SlashGear の記事)。 欧州品安全機関 (EFSA) は EC の要請に応じて E171 の再評価を行い、もはや品添加物として使用した場合に安全とはいえないとの結論を 5 月に発表していた。主なポイントとしては、E171 に含まれる二酸化チタンの 50 % はナノスケール粒子 (100 nm 未満) であり、経口摂取した場合の吸収量は少ないものの体内に蓄積されることや、それによる遺伝毒性の懸念が排除できないことが挙げられている。 加盟各国が承認したことで、年末までに規制案への反対意見が提出されなければ条文が 2022 年の早い時期に発効し、6 か月間の

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    peketamin 2021/10/18
  • 赤ちゃんのうんちには大人よりもはるかに多くのマイクロプラスチックが含まれるという研究成果 | スラド サイエンス

    赤ちゃんのうんちには成人の10倍以上のマイクロプラスチックが含まれるというニューヨーク大学などの研究チームによる小規模な研究成果が発表された (論文アブストラクト、 The Verge の記事 )。 研究に使われたのは新生児の胎便サンプル 3 点、乳児と成人の便サンプルそれぞれ 6 点と 10 点。紙おむつ成分の混入を防ぐため、研究者はおむつに触れないよう細心の注意を払ってスパチュラでサンプルをすくい取ったという。さらに、紙おむつで使われることの多いポリプロピレンを避け、PET とポリカーボネートに絞って検出したそうだ。 結果としては PET が胎便で測定限界以下 ~ 12,000 ng/g、乳児の便で 5,700 ~ 82,000 ng/g (中央値 36,000 ng/g、以下同)、成人の便で測定限界以下 ~ 16,000 ng/g (2,600 ng/g)。ポリカーボネートは胎便が測

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    peketamin 2021/09/27
  • 宗教上の理由でCOVID-19ワクチン接種を拒否するなら、アスピリンやアセトアミノフェンも禁止 | スラド サイエンス

    米アーカンソー州コンウェイの地域医療システムでは宗教上の理由で COVID-19 ワクチン接種の免除を申請するスタッフに対し、アセトアミノフェンやサルブタモール、アスピリン、イブプロフェンといった一般的な医薬品30種類も使用しないという証明書 (誓約書) に署名させているそうだ (Becker's Hospital Review の記事、 Ars Technica の記事、 WebMD の記事、 9News の記事)。 同システムでは季節性インフルエンザのワクチン接種も義務付けているが、免除申請数は COVID-19 ワクチンと比較にならないほど少ないという。宗教上の理由による COVID-19 ワクチンの接種拒否の増加は、COVID-19 ワクチンの開発・製造・試験に胎児細胞株が使われているという情報が広まったためとみられる。米国で品医薬品局が使用を認めている COVID-19 ワクチ

  • オーストラリアの野生オウム、食料探しのためゴミ箱を開ける文化が広がる | スラド サイエンス

    オウムは器用な鳥の一種だが、オーストラリアにいるキバタンという種の何羽かが、街中のゴミ箱を開ける方法を開発。それが瞬く間にほかのキバタンたちにも広がったそうだ。これは新たな行動を真似る能力をキバタンたちが持っていることにより、行動生態学者のバーバラ・クランプ氏はカラスや類人猿、クジラ・イルカ類といった「文化を持つ動物たちの仲間入りを果たした」ことを意味しているとのこと(ナショナルジオグラフィック、ゴミ箱を空ける様子[動画])。

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    peketamin 2021/08/18
  • 米国で感染経路不明な類鼻疽の症例4件目、患者は死亡 | スラド サイエンス

    米疾病予防センター (CDC) は 9 日、感染経路不明な類鼻疽の症例が 7 月末にジョージア州で確認され、患者が死亡したことを明らかにした(CDC の声明、 更新情報、 Ars Technica の記事)。 米国では今年に入って感染経路不明な類鼻疽の症例が3件報告されており、今回の症例が4件目。 3 月に報告された最初の症例のみ患者が死亡していたが、今回の症例により死者は 2 名となった。 類鼻疽 (Melioidosis) は熱帯・亜熱帯地域の土壌や水に分布する類鼻疽菌 (Burkholderia pseudomallei) に感染することで引き起こされる。米国土での症例は海外での感染者に限られるが、一連の症例では患者人・家族ともに最近は米国土から出ていないという。 ジョージア州以外の発生地はカンザス州・テキサス州・ミネソタ州と離れているが、遺伝子解析の結果では共通の発生源である

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    peketamin 2021/08/13
    こわい
  • “犬の尿”が原因で信号機が倒壊したというニュースに対し、電話線の漏電も調べよとの指摘 | スラド サイエンス

    NHKにより信号機倒壊の原因が犬の尿であるという報道がされ、それがネットなどでも話題となったが、それは間違いではないかと指摘する指摘が出ている。NHKの報道では三重県警察部の科学捜査研究所が倒れた信号機の根元を調査したところ、別の信号機のおよそ40倍の尿素が検出されたことから犬の尿原因だとされた(NHKはてな匿名ダイアリー)。 しかし、はてな匿名ダイアリーの記事によれば、こういう場合に一番に疑うべきは「近くに電話線が埋設されていないか?」ということなのだという。詳しい理屈は元記事を見ていただきたいが、ざっくりと書けばアナログ電話線に使われている電流が漏電し、それが原因となって金属メッキと同様の仕組みで周辺の埋設金属が腐、結果として信号機の柱の倒壊につながったのだとしている。記事では犬に濡れ衣を着せるには考証不足だと指摘している。

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    peketamin 2021/07/20