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ブックマーク / www.allbsd.org/~hrs (4)

  • sh の組み込みコマンド read は遅い

    2020.3.29 00:11 バッファサイズと shcat の来の意図に関して文末に追記 まとまった文章を書く機会が減ってしまって、これではいかんと久しぶりに更新。 大学院に入った 19 年前。担当していた大学院生から研究室の計算機環境の管理を引き継いだ。動機は単純で、Unix 系 OS の管理に興味があったからだった。研究室では過去の管理者が構築したメールサーバが引き継がれていて、詳しいひとはすでにいなくなっていた。Unix 系 OS はデスクトップ用途で使われておらず、学生はほぼ全員、当時現役だった管理者が Windows NT で構築したファイルサーバと数台の Windows クライアントマシンを使っていた。 Windows の環境に問題があるわけではなかったが、クライアントマシンは台数が少なく、取り合いになっていた。ネットワークも共有フォルダがあるだけで、認証やホームディレクト

    peketamin
    peketamin 2020/03/28
  • オープンソースプロジェクトとの距離のとりかた

    オープンソースプロジェクトに参加したいな、と思った時、まず最初に問題だと感じるのは英語だと思う。構成員が日人だけで、日人に向けてのみ出しているそソフトウェアでない限り、プロジェクトの共通語はふつう英語だ。植山さんの記事には英語で物事を進めることの利点が体験談とともに書かれている。他の記事にも、オープンソースプロジェクトで上手いことやっていくためのひとつとして英語の話が出てくる。一方、英語のせいで参加したくても二の足を踏んでしまう、というのもよく聞く話だ。結論から言ってしまうと、やっぱり読み書きだけでも習得しないと話に入っていくのは難しい。ソフトウェア開発者の多くは多様性に対して寛容なので、英語が不得意という理由で拒絶されることはないだろう。ただ、特別な配慮もしてくれない。 しかし英語の前に、プロジェクトとの距離のとりかたを学ぶべきだと思う。いままでわたしが見てきたり、自分自身がやって良

    peketamin
    peketamin 2017/01/14
  • シェルスクリプトの書き方

    12月にTwitterに流れていたPOSIX何とかという話題を読んでいたらこの記事にたどり着いた。もう3年以上前の記事だけれど、内容がとても偏っていると思う。 シェルスクリプトの書き方について解説しているウェブ上の資料は少なく、当該記事も検索に引っかかりやすい。最近の初学者はまず検索して調べることが多いが、反論が検索に引っかからないとそれが正しいと受け入れてしまう可能性が高いように思う。きちんと反論している日語の記事が引っかからないので、あえて問題と思う点をまとめてみた。 そんなこと書いているあなたは誰? わたしはシェルスクリプトの専門家でも職業プログラマでもないけれど、シェルスクリプトを書いた量はそれなりにあると思う。環境はSunOS4, Solaris, HP-UX, IBM AIX, FreeBSD, OpenBSD, Linuxを経験していて、移植性や性能の問題がどこで発生しやす

    peketamin
    peketamin 2017/01/13
  • OSSコミュニティの継続性

    力武さんがこういう記事を書いている。自分自身BSD界隈に関わって15年は経つし、コミュニティ運営についてはいろいろと経験を積んだつもりなので、意見を書いてみることにした。書いてみたらまとまりのない文章になってしまったけれど、残しておくことにする。 目的のないコミュニティは続かない 「コミュニティに参加している人の年齢が高くなって、そのうちなくなるんじゃないか」という懸念は、少なくともFreeBSDには当てはまらない。活動がなくなる開発者もいるが、若いcommitter(ソースコードの変更権限を持っている開発者)は定期的に入ってきていて、人材の流動性は入口も出口も高い。CSRGの時代に活躍していた人が最近になって開発に再参加するケースも増えた。これらは国際会議の運営などを通じて交流を深める努力をしている成果でもある。50代や60代でコードを書いて参加しているひとはたくさんいて、特別なことでは

    peketamin
    peketamin 2017/01/11
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