http://www.shinchosha.co.jp/shincho/index.html:新潮社のサイト 受賞作の個人的な感想 三島由紀夫賞にみるポストモダン文学の系譜〜困ったときには宮本輝〜 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込むで述べたとおり宮本輝の選評に期待していたのですが…。 私には文字だけでかかれたドタバタコミックとしか思えなかった。 この小説について、選評で私なりの考えを書くほどの感想もない。 宮本輝 第20回三島由紀夫賞選評 ”「新しさ」への疑い” から引用 これで、ほんとに終わってしまっているので、なんともいいようがないですね。まぁ今回は宮本輝以外の選考委員はこの小説を推しているし、自分が書くこともないって思ったのでしょうかね。 筒井康隆と宮本輝の方針の大きな違いは、新たな文体や新たな手法で書かれた作品を文学の新しさと認めるかどうかにあるようです。宮本輝の態度もとて