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ブックマーク / robot.watch.impress.co.jp (3)

  • しぶとく、たくましく、打たれ強い人工物の構築を目指して

    「我々の目的は何かというと、しぶとく、たくましく、打たれ強く、そこそこ動くシステム。稼働環境が想定時から逸脱してもそこそこ動くというのは、とてつもなく難しい。そういったシステムの設計原理というのはどういう風なものなのかは、すごく知りたいわけです」と、東北大学大学院工学研究科電気・通信工学専攻の教授である石黒章夫氏は、『単純な運動機能を有する結合振動子系から創発する知能 ~生命状態を持つような人工物の構築を目指して』と題された講演において、自らの研究のモチベーションを示した。 講演は7月31日に、東北大学青葉山キャンパスにおいて開催された、第15回相互作用と賢さ研究会の一環として行なわれたものである。今年の春に名古屋大学から東北大学へと赴任してきたばかりである石黒氏は、講演のタイトルにもある通り、それ単体では移動すらできないようなシンプルな運動機能を有する多数の非線形結合振動子(互いにくっ

    peltier
    peltier 2006/08/15
  • 研究者自身のコピーロボット「ジェミノイド」公開

    ジェミノイドは46自由度を持ち、エアーコンプレッサーで駆動する。通信や電源のケーブルは尻の部分から出ており、椅子の軸部分を通して見えないように隠している。体は石黒氏の全身を型どりしてコピーした。頭部は頭蓋骨の外形をMRIで撮像してコピーしたという。皮膚表面はシリコンゴム製である。体を作製したのは株式会社ココロ。体製作期間はおよそ半年で、ソフトウェアに2、3カ月程度かかっているという。 実在の人間とロボット技術とを融合することで、人間の動作やしぐさ、外観をコピー。実際の人間の「存在感」を写し取って、モデルとなった人間が別の場所に同時に存在する、いわゆるテレイグジスタンスを実現する、あるいはそのためには何が必要かを探るテストベット・ロボットとして開発された。 人間の存在感は人それぞれ固有のものである。コミュニケーションにおいては、対話相手が人の情報を持っているかどうか、どんな相手と喋っ

  • 組込みシステムとしてのロボット

    6月28日~30日までの日程で、東京ビッグサイトにて「第9回組込みシステム開発技術展」が開催されている。「第15回ソフトウェア開発環境展」、「第1回RFIDソリューション展」などとの併催。主催はリード エグジビションジャパン株式会社。 出展企業数は452社で、モーションコントロール、組込み画像処理、ボードコンピュータ、設計・開発サービス/コンサルティング、無線通信、タッチパネルの6つの特設ゾーンが設けられている。 組込みといえば携帯電話や車載システム、デジタル家電であり、同展でもそれらの関連展示が非常に多い。特に今年はCAN(Controller Area Network)/LIN(Local Interconnect Network)に続く次世代車載LAN規格として注目されている「FlexRay」関連の展示が目立った。 いっぽうロボットも組込み機器そのものである。また、現在の小型ロボット

    peltier
    peltier 2006/06/30
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