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ブックマーク / nuryouguda.hatenablog.com (13)

  • たまゆら〜hitotose〜第4話から解く写真映像の原則 - 玖足手帖-アニメブログ-

    「潮待ち島に聞こえる音、なので」10/25(火) 25:45 〜 2011/11/1(火) 25:45 http://anime.biglobe.ne.jp/title/4383/ これを題材に映像の原則。 8月末に発売された富野由悠季監督の映像の原則改訂版ですが。これは、インターネットで、上手下手論の正しさ、レイアウトの意図などが議論の的になっておりますが。実は、レイアウト以外にも大事な原則があるという事は皆様、お気づきか? それは、「いい絵は長く見せれる」「雑な絵は長く見ると苦痛」という事です。 映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) 作者: 富野由悠季出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2011/08/29メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 98回この商品を含むブログ (72件) を見る当たり前すぎるだろー。でも、絵コンテはレイアウトと同時に秒数指定

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  • 輪るピングドラム第16話「死なない男」に隠された真実とは - 玖足手帖-アニメブログ-

    何なのだこれ・・・。って言うアニメでしたね。 すげえ笑えるんだけど、やってる事がシュールでキモい。 そして、ギャグのように見せているけど夏芽真砂子と高倉冠葉の過去と現在の「呪い」を描いていたりして、内容は恐ろしいかも。でも見せ方はギャグ。ギャグで何かを隠そうとしているのか?なにこれ。 なんか、最初に見た時はバカバカしくてあんまり感想とか考察を書く気にもならなかったけど、ちょっと思い返してみるとギャグの裏に何かがありそうだから、それをちょっと書く。 しかし、強引である。 時をかける少女アニメ版のような、夏芽左兵衛爺を殺すシチュエーションの事件反復と夢オチの連続が物凄いです。回想の中の夢オチと妄想とか、ストーリーテリングとしてはかなり反則で無茶苦茶な部類なんだけども、圧倒的なギャグとツッコミどころの数と顔芸と作画芸とシュールシチュエーションとダジャレ等などの勢いで押し切るという物凄さだった。そ

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  • 輪るピングドラム第15話世界を救う者(出崎統とウテナ)の喪に服す?! - 玖足手帖-アニメブログ-

    15TH STATION 世界を救う者 絵コンテ:幾原邦彦、柴田勝紀  演出:柴田勝紀 作画監督:楠祐子、進藤優 と言うわけで、9,10話で一人絵コンテ演出作画監督を武内宣之氏、後藤圭二氏に任せた後、連名だが5連投絵コンテの幾原邦彦総監督のパワーがスゴイと言う15話。なんか、すごくあの人に似てますね。 と言うわけで、 出崎統 今回の時籠ゆりは、なんか出崎統監督のおにいさまへ・・・のマリ子みたいなメンヘラでしたね!父親が芸術系と言う事で。 っていうか、このアニメに出てる女はみんな精神が異常ですね!いや、男もシスコンだった!うむ。 そんなわけで、今回は画像のキャプチャーなどはせず、初心に戻って物語について感想を述べることとする。 演出としては、今回も舞台劇のような左右構図、映画らしい寄りと引き、紙芝居のような視線誘導によるカメラ位置のトリックなど、前回に引き続き、そのような面白みがありました

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  • いまいち燃えないガンダムAGEを盛り上げる方法 - 玖足手帖-アニメブログ-

    「救世主ガンダム伝説」とか「一子相伝の設計図」とか「14年間誰も勝てなかった謎の敵を倒す」とか「万能メカ工作機AGEシステム」「ドリルビームライフル」とか、機動戦士ガンダムAGEには燃え要素があるはずなのに、いまいち燃えない。何故かと言うと、リアクションが薄いから。 2話だとAGEシステムはヤマトの万能工作機みたいだが、工作時間が短すぎて都合が良すぎる。ハラハラしない。弾切れがリアルかつ、ハラハラするのがガンダムだったのに。AGEはリアルというか、平坦。単調。 AGEシステムでビームライフルは作ったけど、ガンダムがコロニーの地下に落ちたから渡せなくてピンチになる、とかそういう小芝居を入れるだけでもかなり燃えると思うんだけど。しかも、ドッズライフルって「敵を観察したら発明できた」「自動でメカが作った」って言う感じなので、14年間倒せなかった敵を倒す新発明にしては簡単にハードルを越えすぎてて、

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  • ベン・トーがなぜ面白いのかを映像の原則で読み解く - 玖足手帖-アニメブログ-

    また映像の原則ネタだが、マイブームだ。 ベン・トーのアニメーションはもちろん富野監督とは違う作風だが、その面白さは彼の理論を応用して考える事ができる。ベン・トーは非常に下らない理由で下らない喧嘩をする下世話なバトルエンターテインメントなのだが、おもしろい。大して作画が細かく丁寧と言うわけでもない。ストーリーが深いと言うわけでもない。でも、なんとなく面白い。 そのなんとなくを考えてみよう。 ベン・トーの構図は上手側に主人公が立っていることが多い。そのため、主人公を好意的に受け止める、もう少し応用すると感情移入しやすい、と言う風に設計されている。 また、主観構図や、クローズアップが多い。 主観構図は、カメラマンがキャラクターの視点で撮ったような映像のほかに、その場面で主体となるキャラクターが右側にたって、カメラマン=視聴者に寄り添っているような感覚のものも含む。主人公が格闘をする時に、主人公の

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  • 輪るピングドラム14話の混濁人間関係がスゴイ! - 玖足手帖-アニメブログ-

    ピングドラム14話を見て、「時籠ゆりは脇役だと思ったけど、メインキャラみたいに活躍して驚いた!」「ゆりも桃果と運命で繋がっていて驚いた(m゜◇゜m)!!」と感じた人は多いだろう。私もだ。 また、「荻野目苹果編が長い」とか言うネットでの感想も読んだ。でも、そもそも苹果編という風に区分け出来ているだろうか? 他にも、多蕗が石田彰で暗躍しそうだけどしなかったり、真砂子の出番が増えたりもしてる。逆にメインヒロイン陽毬は出番がない時と出ずっぱりの9話がある。 つまり、メインキャラとサブキャラクターの区分けが曖昧なのだ。モブキャラクターは記号人間で分離しているが、登場人物の誰がどれくらい重要かはハッキリしてない。まさかチョイ役だと思った朴ロミが演じる結城翼が14話でゆりのセックスフレンドレズビアンだと明かされるなんて、人間関係の変化がスゴイ。 主人公が三人兄妹だから、誰が主人公かもハッキリしてない。

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  • 輪るピングドラム 第14話「嘘つき姫」の「お芝居」の快感!徹底分析 - 玖足手帖-アニメブログ-

    :幾原邦彦・伊神貴世、絵コンテ:幾原邦彦・山崎みつえ、演出:山崎みつえ 作画監督:石井久美・中村深雪 というわけで、助監督でもある山崎みつえさんの「ミュージカル特性」が色んな意味で出た回でしたね。 輪るピングドラムでミュージカルをやることを何故予想できたのか 山崎みつえの存在 - karimikarimi それと、もちろん、連盟絵コンテの幾原邦彦監督が寺山修司の天井桟敷を愛好していたり、少女革命ウテナで演劇的な手法を用いたりなど、劇場型の志向を持っています。 Q・演劇性とは何か? A・ここでは「枠組み」と「動線」とします 演劇とは基的に ┌-−−−−−−−┐ |         | 下手袖 →A→  ←B→ ←C 上手袖 └┐ ┌--−−−−┘ |花| ↑ ↑ ↑ |道| 客 客 客 という風に、舞台と観客席を仕切る枠組みと、舞台上の役者の出入りの動線で構成されている。 役者の動きは

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  • ガンダムAGE感想へのご意見への返答と、女の支配? - 玖足手帖-アニメブログ-

    機動戦士ガンダムAGE第1話 映像の原則1stと比較して地味 - 玖足手帖-アニメ&創作- ↑この機動戦士ガンダムAGEの感想に追記した部分と、書き下ろしです。長いので別エントリに。 上手と下手しか考えていないのは、いくらなんでも片手落ちとしか思えない。 『映像の原則』にも左右だけでなく、上下の位置関係について書いてあるはず。その「原則」は、簡単にいうと上にあることと上手にあること、下にあることと下手にあることが同じくらいの意味を持つ。力の拮抗を表現したいなら、同じ高さで左右からぶつかる構図にするのではなく、左上からと右下からの力がぶつかる構図で演出するべきとなる。 『機動戦士ガンダムAGE』を『映像の原則』と照らし合わせた感想について少し異論 - 法華狼の日記 とのご意見をいただきました。ありがとうございます。 たしかに、左上と右下は拮抗しているもの、と考えられますね。それは私の前の記事

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  • 機動戦士ガンダムAGE第1話 映像の原則1stと比較して地味 - 玖足手帖-アニメブログ-

    地味だったなー。 というのが印象でした。 ファーストの機動戦士ガンダムの第1話はもっとわくわくハラハラした。でも、ガンダムAGEはあんまりワクワクしなかった。ドキドキハラハラしなかった。 って言うのが総評 何で地味なのか、 映像の原則に照らし合わせて考えてみた。 映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) 作者: 富野由悠季出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2011/08/29メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 15人 クリック: 98回この商品を含むブログ (72件) を見るこの映像の原則というを書いたのは、機動戦士ガンダムの生みの親、富野由悠季監督です。今回のガンダムAGEの監督は山口晋監督。 とりあえず、映像の原則の基概念。↓ 落ちるアクシズ、右から見るか?左から見るか?<『逆襲のシャア』にみる『映像の原則』> 引用元 (追記:注)あくまで上記の図は基概念中の基

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  • 輪るピングドラム第11話ようやく君は気がついたのさ 妹命令なのさ! - 玖足手帖-アニメブログ-

    絵コンテ:幾原邦彦 金子伸吾 山崎みつえ 演出:山崎みつえ 作画監督:中村深雪 西位輝実 というメインスタッフで固めてきた話。前回、前々回の武内宣之、後藤圭二両氏の一人演出作画も良かったが、今回からしばらく、幾原絵コンテ介入が続き、1クール目の終盤でコアになる事をやりそうな予感! おもしろかったよー!いろんな人間関係の動乱とか、感情の揺れ動きとか、過去の暴露とか、生存戦略とか、色んな事がぽぽぽぽーん!と起きておもしろいわー! 演出的な話は、前日、前回の10話について長々と書きました 輪るピングドラム第10話 だって好きだから輪る映像の原則を解析する - 玖足手帖-アニメ&創作- ので、今回はやらない。でも、今回も映像の原則に従って人間の力関係や、そのカットでの感情の印象などの象徴、移り変わり、入れ替わりが起こってて、わかりやすく面白かった。 とりあえず映像の原則についてはHIGHLAND

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  • 輪るピングドラム第10話 だって好きだから輪る映像の原則を解析する - 玖足手帖-アニメブログ-

    体調を崩したので、感想を書けていませんでした!!ちくしょう! とりあえず、面白かったです。具体的には、高倉冠葉がシスコン最高で弟想いでカッコいい兄貴で、苹果の事も思いやってるきれいなジャイアンでよかったです。 過去に重い女関係で苦労した感じだけど、立ち向かっててカッコ良かったです。 今回から小説版には書いてない展開なので、ハラハラドキドキ、何が起こるかわからなくて面白かった。 8話までは荻野目苹果ちゃん篇だったけど、 晶馬の事故があった後、9話の陽毬と眞悧の中央図書館そらの孔分室編をはさんで、苹果ちゃんは大人しくなった。 というか、苹果は弱体化した。桃果の運命日記でデスティニー行為プロジェクトMに熱狂していたのに、それを晶馬に目撃され「こころが真っ黒だ!」って言われて、日記を破られ、茫然としている自分を助けるために晶馬が車にはねられて、いろいろと反省したり罪悪感を感じたり、もう日記の続きが

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  • 輪るピングドラム第9話氷の世界・子供の世界・壊れる世界 - 玖足手帖-アニメブログ-

    武内宣之絵コンテ・演出・作画監督・原画 で、それは武内宣之さんが手がけたシャフトっぽい演出とか角度らしいって。ハトとか。顔の傾けとか、喉とか。化物語とか。 今回はとても幻想的な演出と、陽毬が回想する長い年月(4〜5ねんくらい)を詰め込む脚と、膨大な引用があったので、それは2ちゃんねるの考察スレなどから拾ってきた。成るほど、ネタが多い。今回のサブタイトルは林檎を歌った井上陽水の歌から、とか。 http://moepons.blog.fc2.com/blog-entry-361.html himarin.net 宮澤賢治の銀河鉄道の夜のザネリと南極物語の渡瀬から、今回の新キャラの渡瀬眞悧(わたらせ・さねとし)が命名された、とか。 陽毬ちゃんが幻想の中の中央図書館で借りていたがスティーブン・キングをもじってスティーブン・クイーン、勝間和代をもじって勝文和代とか、村上春樹をもじって村春樹とか。

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  • 夢喰いメリー最終回 第13話「夢、ふたたび」と総評 - 玖足手帖-アニメブログ-

    2011年1期の1クールアニメでは一番好きだった夢喰いメリーなので、見たり、感想を書くのを取っておいたらもう5月。 いや、良い作品でした。 まあ、ちょっと、最近見てなかったので感想に熱がない・・・。 夢喰いメリー 総感 - エネルギー吸収と発散 スタッフの美意識やこだわりが感じられる作画/ 台詞だけじゃなくてキャラクターの表情や声優さんの演技にも記号以上の意味が込められている、そんな深みを感じられる作品 だいたい、こちらのブログさんの言ってる事で良いと思う。 話はベタだったし。 山内重保だけど、キャシャーンSinsの最終回ほどの狂気(キャシャーンが一番狂ってた)は無い最終回だったかなあ。でもキャシャーン Sinsの最終回も初見では意味がよくわからんかったので、メリーもDVDを何回も見ればしみじみと良さが染みてくるかもしれん。 キャシャーンSins Blu-ray 特別装丁BOX1巻 出版社

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