Plus-handicapをご覧の皆さま、ご無沙汰しております。 私は2008年に発達障害である自閉症スペクトラム障害・ADHD(注意欠如・多動症)と診断されました。それまでは周りとの感覚の違いに戸惑う時間を過ごしてまいりました。昨年書いたコラム「発達障害と診断を受けるまで、自分を「宇宙人」だと本気で思っていた」では、私が障害だと気づかないなりにも、特性に対していろんな対策を取ってきたことを書いてまいりました。 今回は健常者が障害者に対してやりがちな「できるできない」の決めつけに対して思うことを書いていきたいと思います。 どうせ障害があるからできないよね。 これは診断後自分自身がいろいろな場面で耳にしたセリフです。 現在介護職に従事しておりますが、職場以外のところで、発達障害を持ちながら介護職をしているというと「障害があるのに介護職なんてできるの?!」と言われます。その場では事実のみ冷静に