画像はオランダのロケット開発チーム「コペンハーゲン・サブオービタルズ」が開発を進めている宇宙観光旅行用の1人乗り有人ロケット「HEAT」の完成予想図。 ハイブリッドエンジン利用することで高度100キロ超の「宇宙」まで到達して帰還する弾道宇宙飛行を行うべく、現在、開発が進められているものとなる。 初期の日本の宇宙開発史を飾った「ラムダロケット」を一回り小さくしたような 筐体は大人1人が立ったまま入るのがぎりぎりのスペースしか存在しないが、開発チームでは、乗員に対しては与圧服を着させた上で、この棺桶さながらのロケットに押し込んで、実際に打ち上げを計画しているというから驚きである。 画像下は、ロケット先端の搭乗スペースの断面図となるが、このように1名の宇宙飛行士が乗り込むギリギリのスペースしかなく、さながらナチスドイツが開発した有人ロケット、Ba349「ナッター」並みの奇天烈さを誇っている。 開