これからお話するエピソードは、以前、あるインタビューでも答えたのだが、 それももう読めないと思うので、ここでもう一度詳しく振り返ろうと思う。 今現在の人格を形成する上で、かなり大きな(マイナスの)影響を与えられたと思われる、 正真正銘、ホンモノのトラウマである。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 物心ついた時、俺は地獄にいた。 地獄とは、俺がその当時通っていた保育園の事である。 この保育園の園長と副園長は、狂っていた。 園長は60過ぎの白髪ババアで、鈴木副園長は50歳くらいの図体のデカい怪力ババア。 園長の命令にヘコヘコと従う、権威主義者だった。 この二人は園児の事を『玩具』としてしか見ておらず、暴力は日常茶飯事。 言うことを聞かない園児は、縄でグルグル巻きにされたり、 下半身だけ裸にされ立たせたり、挙句の果てにはニワトリ小屋に閉じ込められたり