ファッションを通じて「自由」を常に訴えかけるデザイナー、川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス。デザインする服にも、パリで行われているファッションショー自体にも、社会状況と関わるメッセージ性があることでも知られています。今季コレクションのテーマは「”Armour of Peace" ~平和の甲冑~」。テーラードジャケットを解体して再構築するデザイン手法はこのブランドらしいものといえますが、今回は肩や袖に主軸が置かれています。あたかも「甲冑」のようなこの服は、テロやそれに対する報復が行われている社会と戦うユニフォームなのか、もしくはその争いから自身の身を守るものでしょうか。
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