1月15日、米ウォルマート・ストアーズは、世界で不採算店舗269店を閉鎖すると発表した。写真は2011年、シカゴで撮影(2016年 ロイター/John Gress) [15日 ロイター] - 米小売り大手ウォルマート・ストアーズは15日、世界で不採算店舗269店を閉鎖すると発表した。米国で展開してきた小型店舗「ウォルマート・エクスプレス」も全て閉鎖する方針で、小型店事業から事実上の撤退となる。従業員1万6000人に影響が出る見通し。 マクミロン最高経営責任者(CEO)は3カ月前、事業見直しと不採算店舗閉鎖を計画していることを示唆しており、今回の決定は事業再編に向けた初めの一歩となる。 今回の措置に伴い利益が1株当たり0.20─0.22ドル押し下げられる見通しだが、ほぼすべての影響を第4・四半期(11─1月)中に吸収するとしている。 米国内では154店舗を閉鎖する。エクスプレス店舗102店す