08年に世界で最も多く引用された科学論文は、東京工業大などのグループによる新しい高温超伝導物質発見の論文だったと、学術情報などを提供する米トムソン・ロイター社が発表した。この論文は同年3月に米化学会誌に載り、年末までの引用回数は249回にのぼった。 論文の筆頭著者はポストドクターで東工大で研究する神原(かみはら)陽一・研究員(32)、論文責任者は細野秀雄・東工大応用セラミックス研究所教授。絶対温度26度(絶対零度は零下273.15度)で電気抵抗ゼロの超伝導になる鉄系の化合物の発見を報告し、鉄を含む物質は超伝導になりにくいという定説を覆した。 この論文をきっかけに、鉄系超伝導物質の研究は世界的ブームになり、今年に入っても引用回数は増え続けているという。細野さんは「月に1回以上の国際会議が開かれるほど世界中で盛り上がっており、1位になったのは驚かない」と話す。(安田朋起)
学会の論文誌や国際会議などで論文を発表するためには査読というプロセスが必要で、 その分野に詳しい複数の査読者に承認された論文だけが出版/発表されるシステムになっている。 学会の質を保つためにこういうシステムが採られているわけであるが、 この方式に起因する問題も存在する。 まず、 査読者が理解できない論文は掲載されない という問題がある。 トンデモ論文が掲載されないのは良いことかもしれないが、 査読者の理解をはるかに越える素晴らしい論文が掲載されないというのは困りものである。 まぁこういうことは滅多に無いのでかまわないのだが、もっと身近なものとして 自明なことを述べた論文は掲載されない という問題があると思われる。 自明なものを論文として発表する意義なんか無いと思うかもしれないが、 「原理が複雑であまり便利でないシステム」の方が論文として 発表されやすくなってしまうのは問題である。 このよう
Opening Remarks, Awards, and Keynote Address Opening Remarks and Best Paper Awards Program Co-Chairs: Geoffrey M. Voelker, University of California, San Diego; Alec Wolman, Microsoft Research View the video Listen in MP3 format USENIX Lifetime Achievement Award and Software Tools User Group (STUG) Award Alva Couch, USENIX Board of Directors Keynote Address: Where Does the Power Go in High-Scale Da
英語で科学技術論文を書くための書籍はいくつか出版されていますが、大抵、日本語と英語の表現やロジックの違いの説明が主で、「論文」というよりは「英語」の学習と質的に変わりません。ここでは、「論文」をいかに書くか、さらには「論文」を書くために「研究」をいかに進めるかという点に踏み込んだ内容を紹介していきます。 まず、コンピューター系の論文の書き方のHow toを示した書き物として、DB分野で有名なJennifer Widomの以下の記事が、良い指針となります: Tips for Writing Technical Papers (Jennifer Widom)この中から、introduction (導入部)で説明すべきことについて引用しました。 What is the problem? (解いている問題は何?) Why is it interesting and important? (なぜその
What Every Programmer Should Know About Memory Ulrich Drepper Red Hat, Inc. drepper@redhat.com November 21, 2007 Abstract As CPU cores become both faster and more numerous, the limiting factor for most programs is now, and will be for some time, memory access. Hardware designers have come up with ever more sophisticated memory handling and acceleration techniques–such as CPU caches–but these canno
2007/02/13 ソフトバンクテレコムは2月13日、認証型の公衆無線LANに接続可能な電子ペーパー端末を開発したと発表した。公衆無線LANを使ってコンテンツを遠隔から更新できるのが特徴で、ソフトバンクテレコムによると認証技術を備えた公衆無線LAN接続型の電子ペーパーの開発は、日本で初めてという。 開発は日立製作所、富士通がそれぞれ共同で検討し、ソフトバンクの無線LAN認証技術と日立、富士通の電子ペーパー技術を組み合わせた。 新開発の電子ペーパー端末は、ソフトバンクの公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」のID、パスワード情報と認証手順がプログラム化されて内蔵されている。認証技術を備えたことでセキュリティが向上し、インターネット経由で特定の電子ペーパー端末にコンテンツ配信できるようになった。 ネットワーク機能を使い、駅やビル、マンションなどに設置した電子ペーパー端末に特定のコンテ
米Motorolaは11月28日(現地時間)、薄さ9ミリの超薄型GSM携帯電話「MOTOFONE F3」の出荷開始を発表した。インドでの発売を皮切りに、今後数週間かけて他の市場でもリリースされる。また年内にCDMAモデル「MOTOFONE F3c」の出荷も開始するという。 電子ペーパー技術をディスプレイに採用した「MOTOFONE F3」。薄さ9ミリ MOTOFONEは、ディスプレイにE Inkが開発した電気泳動方式の電子ペーパー技術を利用しているのが特徴だ。同社は「クリアビジョン(ClearVision)ディスプレイ」と呼んでいる。消費電力が少なく、高コントラストで直射日光の下でも見やすい。E Inkの電子ペーパー技術は日本国内ではソニーがe-Bookリーダー「リブリエ」で採用している。 MOTOFONE F3は、携帯電話が浸透していない市場を主なターゲットにしており、手頃
Jockey で Linux のプログラムの実行を記録・再生する Jockey は Linux のプログラムの実行を記録・再生するツールです。システムコールと一部の CPU命令をフックして実行時の入出力をログに記録することによってプログラムの再生を実現しています。主にデバッグ用途に使います。 インストール Jockey は Debian パッケージになっていないため、ソースコードからビルド・インストールしました。事前に ruby, boost, zlib などをインストールしておく必要があります。 本記事を執筆している時点で Jockey の最新版は 0.8.1 です。手元の Debian GNU/Linux の環境ではこのようなパッチを当てる必要がありました。ビルド・インストールは普通に ./configure && make && sudo make install を実行すれば OK
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