2016 - 02 - 02 日銀の3段階預金(所謂マイナス金利について) 日銀は2016年1月29日の決定で、今後の預金の種類を以下の3種類に増やした。これまでに銀行等から受け入れていた預金向けを対象に利子の付く 普通預金(=基礎残高) 、利子の付かない 当座預金(=マクロ加算残高) 、新規預金向けの 口座維持手数料のかかる預金(= 政策金利 残高) の3種類である。 (1)日銀の マイナス金利 と一言で称されるが、当座預金全体に マイナス金利 がかかる訳ではない。ポイントは昨年1年間の平均残高 (=基礎残高) 約210兆円強×0.1%=2,100億円強の 金利 収入は今後ともずっと金融機関に入ること。現状の政策が継続する限り、来年の1月以降もこの残高はリセットされない。これは過去付利 金利 の10bp(=0.1%)を付与することによって集めてきた預金であるとの考え方から、変更をしないと
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