【読売新聞】 国際水泳連盟(FINA)が、東京五輪テスト大会二つを含む日本開催の3大会について、日本側へ中止の可能性を通告したことが2日、関係者への取材でわかった。3大会は五輪の最終予選も兼ねており、海外選手も参加予定だったが、FI
【読売新聞】 緊急事態宣言の延長が見込まれる中、浜松市の鈴木康友市長は1日の記者会見で、飲食店などを対象とした市独自の休業要請を予定通り7日から解除する意向を示した。自粛で苦しむ事業主と市内の厳しい経済状況に配慮した。 鈴木市長は、
大阪市を廃止して4特別区を新設する「大阪都構想」が実現した場合、2特別区の名称が「北区」と「中央区」となることについて、東京都の北区と中央区が「混同される恐れがある」として、大阪府・市に名称の再考を求めていることが分かった。両区の要請に法的拘束力はなく、大阪側からは反発が出ている。 都構想は、大阪市を「北」「中央」「淀川」「天王寺」の4特別区に分割する都市再編策。11月に予定される市民対象の住民投票で賛成多数となると、実現する。その場合、東京、大阪に「北区」「中央区」という自治体が混在する事態となる。 大阪府・市の照会に対し、東京都の北区と中央区は再考を求める文書を送付。北区は「基礎自治体としての北区は東京だけにしかない」とし、中央区も「70年間、中央区としてやってきて、銀座などのブランドが築かれてきた。避けてほしい」としている。 1970年の旧自治省による通知では、新しい市ができる場合の
財務省が14日発表した2019年11月の国際収支統計(速報)によると、日本と海外とのモノやサービスの取引や投資収益の総合的な状況を示す経常収支は前年同月比75・0%増の1兆4368億円の黒字だった。黒字は65か月連続となる。 モノの輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」の赤字が25億円と、前年同月の5396億円の赤字から大きく縮小したことが影響した。原油価格の下落などにより、輸入額が1兆2000億円余り減ったことが収支改善につながった。ただ、輸出額も米中貿易摩擦に伴う世界経済の減速などにより、米国向けの自動車や機械などが振るわず約7000億円減った。 旅行などモノ以外のやりとりを示す「サービス収支」は、前年の約4倍となる1630億円の黒字だった。このうち、旅行収支は11月として最高となる2115億円の黒字だった。日韓関係の悪化で韓国からの訪日客が減ったものの、日本から海外への渡航者の減少
三宅雪子元衆院議員(54)が今月2日、東京都内の海岸で、遺体で発見されていたことがわかった。警視庁東京湾岸署は、自殺を図ったとみて調べている。 捜査関係者によると、三宅氏は2日午後、東京湾付近で死亡しているのが見つかった。現場の状況などから、入水自殺を図ったとみられる。 三宅氏は、フジテレビ元社員で2009年衆院選に民主党から群馬4区で出馬し、福田康夫元首相に敗れたが、比例選で復活当選した。12年12月の衆院選では千葉4区から出馬したが、落選した。
ローマ中心部で、イワシの絵を手に「イワシ運動」のデモに参加する人々(14日、AP) イタリアでポピュリズム(大衆迎合主義)に反対する勢力「イワシ運動」が盛り上がりを見せている。14日にはローマに結集し、大規模な抗議集会を行った。警察によると約3万5000人が参加した。欧州での極右政党の台頭に反発ののろしを上げたもので、他の欧州諸国にも波及する可能性がある。 イワシ運動は、欧州連合(EU)懐疑派で自国第一主義や移民排斥を主張する右派「同盟」のサルビーニ党首に対抗するため、今年11月、伊北部ボローニャで結成された。「反ファシズム」も掲げている。運動名の「イワシ(伊語でサルディーネ)」は「サルビーニ」という名前に引っかけた。 イタリアでは昨年6月、同盟と新興左派政党「五つ星運動」の連立政権が発足したが、移民問題などあらゆる政策を巡る対立から決裂した。今年9月に同盟は下野し、五つ星と中道左派の民主
ビルの最上部(点線部分)から落下した鉄パイプが通行人を直撃した現場(19日午前、和歌山市で) 19日午前8時15分頃、和歌山市のビル(12階建て)の最上部から鉄パイプ(長さ1・5メートル)が落下し、道路を歩いていた20歳代男性の頭に当たった。男性は病院に運ばれたが、死亡した。 ビルには地元商社の本社が入る。和歌山西署や同社によると、最上部から道路までは40メートル以上。最上部で9月上旬から商社の看板の補修工事が行われ、現在は工事が終了し、足場の解体作業中だった。15日の午前中にも同様に鉄パイプが落下する事故があったという。 工事は、商社が和歌山市内の業者に発注しており、同署は業者の安全管理体制に問題がなかったか、業務上過失致死容疑も視野に捜査する。
中国・北京で北海道大学の岩谷将教授が一時拘束されていた問題で、日本政府が、来年4月の習近平(シージンピン)国家主席の国賓訪日が困難になると中国政府に伝え、即時解放を求めていたことがわかった。日本政府関係者が明らかにした。 安倍首相が今月4日、バンコクで行われた李克強(リークォーチャン)首相との会談で、「習氏の国賓訪問を成功させるためにも対応してほしい」と求め、李氏は「留意する」と回答したという。 一方、岩谷氏が拘束されたのは、中国大陸から台湾に逃れた国民党の関連文書を所持していたためだったこともわかった。文書は、古本屋で購入したという。 中国当局は岩谷氏を反スパイ法違反などの容疑で捜査したとしているが、不都合な歴史資料の収集が理由だったことになる。 政府高官は、「日本人の中国研究者は、怖くて中国に行けなくなってしまう」と語った。実際、岩谷氏の拘束後、中国への渡航を自粛する動きが出るなど、学
中央省庁による障害者雇用の水増し問題を受け、改正障害者雇用促進法が7日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。省庁が不適切計上をしないよう厚生労働省に調査権限を付与することなどが柱だが、国会審議では、問題が発覚した昨秋以降に採用された障害者2518人のうち、131人が退職したことも明らかになった。専門家は「障害者に定着してもらえる職場づくりが最重要だ」と話す。 改正法成立 定着が課題 「数日間にわたって指示を与えられず、用無しだと感じてしまった」 5月に国土交通省の出先機関に採用され、同月中に退職した40歳代の女性はこう話す。 精神障害を持つ女性は、薬品製造会社の嘱託社員として働いていたが、ハローワークの勧めで出先機関に就職した。最初の数日間は資料整理などの指示を受けたが、その後は上司から「ちょっと待っていて」と繰り返された。同省のホームページを見ながら過ごしたという。会社では正社員と同じ
内閣府が31日発表した5月の消費動向調査によると、今後半年間の暮らしの見通しについて消費者に聞いた消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月より1・0ポイント低い39・4となり、8か月連続で低下した。2015年1月以来、4年4か月ぶりの低い水準となった。 購入頻度の高い飲食料品などの相次ぐ値上げのほか、米中貿易摩擦の再燃で先行きに対する消費者の心理が悪化したとみられる。調査では、「暮らし向き」など指標を構成する四つの項目全てが悪化した。内閣府は消費者心理の基調判断を、4か月連続で「弱まっている」とした。 1年後の物価見通しについては、「上昇する」と答えた割合が前月より0・7ポイント低い87・0%で、5か月ぶりに前月を下回った。
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