韓国の空でありながら中国や日本と管制権が交わって航空機衝突などの懸念が指摘された「アカラ(AKARA)航路」を正常化するための議論に日本が非協調的であることが分かった。このため「新航路開設」など航空安全のための措置が進行しないという。 金賢美(キム・ヒョンミ)国土交通部長官は10日、世宗(セジョン)庁舎で記者会見を開き、「済州(チェジュ)南端航空回廊(アカラ航路)の飛行安全をまず確保するために新しい航路の開設を国際民間航空機関(ICAO)と中国、日本に提案したことがある」とし「しかし日本が対話を避けて従来の主張を繰り返していることに深い懸念を表し、前向きな姿勢で直ちに対話に参加することを促す」と述べた。 国土部は過去1年間にアカラ航路で航空機衝突危険事例が2度も発生したという中央日報の報道に基づき、航路安全のための対策を用意すると明らかにした。 アカラ航路では6月30日に中国の吉祥航空と東