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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (12)

  • ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記

    ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) (A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future, Daniel H. Pink) 年末年始に自己啓発的なを読みたい人には、ダニエル・ピンクをすすめたい。3冊出版されていて、そのすべてがベストセラーになっている。「フリーエージェント社会の到来」は、20世紀の働き方である大企業に所属するサラリーマンというのは今後は時代遅れになり、知的職業の多くが、個人でプロジェクト単位で働くフリーエージェント社会になるだろうと大胆な予測を試みている。「モチベーション3.0」では、近年の心理学の研究をもとに、20世紀に人を働かせた仕組み、つまり報酬と罰によるモチベーションはこれからは時代遅れになると説く。 今日紹介する「ハイ・コンセプト」には、グロー

    ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代、ダニエル・ピンク(著)、大前研一(翻訳) : 金融日記
    pero1
    pero1 2014/01/21
  • フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) : 金融日記

    フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) (Free Agent Nation: The Future of Working for Yourself, Daniel H. Pink) 久しぶりに大ヒットのに出会った。最近、僕の周りで会社を辞めて独立する人がちらほら出てきて、その人たちがすすめていたのが書だった。大企業のサラリーマン―つまり社畜―というのはどんどん時代遅れになり、これからは個人が組織に縛られることなく働く時代になる、というよくあるテーマを扱っただが、評判がよかったので買ってみた。そして、後悔した。なぜこのをもっとはやく読んでおかなかったんだ、と。テーマ、飽きさせない文章、しっかりとしたデータとその分析。全てにおいて一級品である。10年も前にアメリカで書かれただが、今の日にそのまま当てはまり、おどろく

    フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか、ダニエル・ピンク(著)、池村千秋(訳) : 金融日記
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    pero1 2014/01/21
  • マネー・ボール、マイケル・ルイス、中山宥(翻訳) : 金融日記

    マネー・ボール、マイケル・ルイス、中山宥(翻訳) (Moneyball: The Art of Winning an Unfair Game, Michael Lewis) 最近、日でも映画の上映がはじまったブラッド・ピット主演の「マネー・ボール」の原作である。著者は、このブログでもたびたび紹介しているマイケル・ルイスである。彼は作家になる前はソロモン・ブラザーズで仕組債のセールスをやっていた。その時の様子を面白おかしく綴った暴露「ライアーズ・ポーカー」は世界的なベストセラーになった。そしてこのがきっかけで当時のソロモン・ブラザーズ会長が辞任に追い込まれた。最近、彼が書いた「世紀の空売り」は、今でもサブプライム問題と世界同時金融危機に関する最高のノン・フィクションだと僕は思っている。 彼のすばらしく尊敬できるところは、とにかく登場人物や会社名を全て実名で書き、そして実際の人物や会社を

    マネー・ボール、マイケル・ルイス、中山宥(翻訳) : 金融日記
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    pero1 2014/01/21
  • 弱い日本の強い円、佐々木融 : 金融日記

    弱い日の強い円、佐々木融 佐々木氏は、顧客向けに為替相場のリサーチを提供しているJPモルガンの人気アナリストである。彼はアナリストで、自分で為替のトレードをしたことがないのだが、日銀出身で、そのするどい分析力は国内外の投資家から高く評価されている。 証券会社のアナリストの書くというのはつまらないものが多い。アナリストは他にない分析、情報を提供できてこそ、ヘッジファンドなどの大口投資家に評価され、それゆえに高い手数料を稼げるのであって、一般向けの書籍を出版するなど、自らの存在をコモディティ化させてしまうことに他ならない。よって、一流アナリストはそもそも一般向けのなど出版しない。 また、証券会社という巨大な組織に所属する会社員としてを書くと、どうしても当たり障りのない内容になりがちた。証券会社は様々な顧客を抱えており、そういった顧客の全てに気を使うと、きわどいことは何も書けなくなってし

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    pero1 2014/01/21
  • 今更紹介するのは恐縮だが中央銀行論の良書:ポスト・マネタリズムの金融政策、翁邦雄 : 金融日記

    ポスト・マネタリズムの金融政策、翁邦雄 いい意味でも、悪い意味でも、アベノミクス、そして黒田日銀の異次元緩和で煽られていた株価や為替が、振り戻されてきました。そこで、僕もちょっと長期的な日の行く末を考えようかと思い、最近、色々とを読んでいるところです。すでに2年も前ですけど、書は発売された当時、金融関係者の間で評判が良いだったので買ってあったのですが、棚の肥やしになっていたので、改めて読んで見ました。 う〜ん、じつによくまとまっているすばらしい金融政策の教科書です。最近の重要なトピックを、過去の中央銀行の歴史や、様々な学説を紹介しながら、とてもわかりやすく解説してあります。著者は日銀行金融研究所長などを歴任し、日銀行の金融政策の理論的支柱を提供していた経済学者です。この数カ月間は、アベノミクス・ブームで、軽そうな経済評論家が1、2週間ぐらいで粗製乱造したようなが溢れかえって

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    pero1 2013/07/10
  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
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    pero1 2013/01/26
  • 日銀は関係なかった!: デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本、北野一 : 金融日記

    デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資利益率〕革命で甦る日、北野一 久しぶりに、面白い経済のを読みました。 次期首相と目される自民党の安倍晋三総裁が踏み込んだインフレ政策を発表するなど、日銀の金融政策やデフレという経済現象に注目が集まっています。 僕もいろいろ記事を書いてきましたが、ゼロ金利の環境で日銀に何かができると期待するのは間違っています。 また、アメリカがデフレを避けるためにFRBのバランスシートを膨張させている、というのもひどく誤った見方です。 アメリカはリーマン・ショックで金融システムが崩壊寸前で、民間の金融機関同士のネットワークがお互いに寸断され、中央銀行が真ん中に来る「ハブ・アンド・スポーク型」の金融システムを緊急的に構築して乗り切るしかなかったからです。 FRBは金融システムの崩壊を防ぐために、バランスシートを使ったのであり、デフレとは関係ありません。 日ではそのよう

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    pero1 2012/12/09
  • 日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません、藤沢数希 : 金融日記

    人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません、藤沢数希 楽天市場はこちら セブンネットショップはこちら 今日、とうとう僕のが発売されました。内容は日、世界経済で起こっていること、そしてその背後のしくみを実際のデータを使いながらわかりやすく解説したものです。経済ニュースがよくわかる系のとしては最高峰の内容を目指しました。そしてますますグローバル化するビジネスや投資などにも役に立つように工夫しました。 世界同時金融危機、日の長引くデフレ、中国や新興国のバブル、ユーロ危機、最近の円高、アメリカの財政問題など、最近よくニュースで聞くこれらの話題は実はどれも裏側で密接につながっています。それらを理解するには、世界的に進行したグローバル・インバランスや、金融政策や為替政策のしくみなどを学ぶ必要があります。ところがこういったことをふつうの経済学の教科書を読んでもなか

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    pero1 2011/11/12
  • 知識ゼロから圧倒的に政治・経済にくわしくなるための本4冊+2 : 金融日記

    おかげさまで、僕のブログもそこそこ人気になり、も2冊出版されました。読者のみなさま大変ありがとうございます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方 日人がグローバル資主義を生き抜くための経済学入門 もう代案はありません この2冊のは実は金融・経済の教科書として、質的でむずかしいことがとても掘り下げられて書かれています。だから内容的にはかなり高度で、金融・経済の専門的な仕事をする入り口に立つというところまで到達できるはずです。また、金融・経済の専門家が全体を俯瞰するためのにもなっています。 内容は包括的で、実はかなり深いのです。「読みやすく簡単だった」とか、意地悪な人からは「全部知っている内容で新しくなかった」などというレビューがたくさん書かれていますが、この2冊の内容を当に理解できたら、それは金融・経済のまともな専門家と

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    pero1 2011/10/30
  • 経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト : 金融日記

    この1,2年ぐらいの間に僕が読んで、とても良かった経済のをリストアップしておきます。 経済学の教科書 『クルーグマン ミクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) 『クルーグマン マクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) さすがにクルーグマンは文章がうまく、ついつい読みふけってしまいます。懇切丁寧な経済学の教科書です。 Economics, Paul R. Krugman, Robin Wells (W.H.Freeman) 原著を読みたい人はこちら。 Macroeconomics, N. Gregory Mankiw (Worth Publishers) こちらは日語訳がまだ出ていないようですが、マクロ経済学の非常にいい標準的な教科書です。極めて簡潔に大事なポイントがまとめられています。さすがマンキュー先生です。

    経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト : 金融日記
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    pero1 2011/06/29
  • 世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) : 金融日記

    世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) (The Big Short: Inside the Doomsday Machine, Michael Lewis) ちょっと前に出版されて話題になっていたでしたが、僕はAmazonで買ってそのまま机に積んでありました。今回の金融危機に関するはそれこそ山のように出版されていて傷気味だったからです。それでクリスマス・シーズンでちょっと仕事も暇になってきたのでしょうがないので読んでみることにしました。しばらく読み進むと、僕はひどく後悔することになりました。なんでもっとはやくこのを読まなかったのだろうかと思ったからです。それほどこのは傑出したノンフィクションです。世間的には全く無名で、どちらかというと住宅ローン債券に関しては最初は素人だったみっつの小さなヘッジファンドを通して物語は進行していきます。彼ら無

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    pero1 2010/12/30
  • 起業や独立や副業を考えている人が絶対に読むべき本5冊 : 金融日記

    僕みたいにサラリーマンをやりつつ、片手間に個人メディアみたいなことをやっている人に、えらそうに起業だの独立だのいわれたくないかもしれませんが、大量のを読んだ結果、起業や独立や副業を考えている人は次の5冊のを絶対に読むべきだという結論に達しましたので、改めて紹介したいと思います。 1. 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義、ティナ・シーリグ(著)、高遠裕子(翻訳) (What I Wish I Knew When I Was 20: A Crash Course on Making Your Place in the World, Tina Seelig) 題名のとおりスタンフォード大学で大人気の起業家養成コースのです。 ある意味で自己啓発ですが、とても面白いです。 日人はどういうわけか、お金というものが何か悪いものだと無意識に思っている人が多いですが、

    起業や独立や副業を考えている人が絶対に読むべき本5冊 : 金融日記
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