スマートで仕事ができ、会話力も抜群。一見すると誰もが羨む「デキる上司」。 しかし、裏に回ると成果第一主義で、相手が自分にとってメリットがあるうちはチヤホヤしてくれるが、用済みとなると全面否定。 一度、敵とみなされるや否や、相手を完璧に叩きのめすまで、その手を緩めない――。そんな上司に出会ったら、どうすればよいか? 今回はエリートに多いといわれる「サイコパス特性」の実態に迫る。 大統領や大企業のCEOにも多い「サイコパス特性」 近年アメリカでは、正常とされる人格から離脱した「サイコパス」と呼ばれる得意な人格の研究が進んでいる。「サイコパス」と聞くと、「残虐で冷酷な殺人鬼」を想像しがちだが、圧倒的に多くのサイコパスは実社会で普通に生活している「非犯罪者」だ。 大統領や大企業のCEOなど、社会的成功を収めている人物にサイコパスはかなり多い。 アメリカの研究によると、サイコパスは男性で0.75%、