ネット競売利用者向け情報・サービス提供の「aucfan.com」を運営するオークファンは5月2日、有料会員向けサービスを開始した。頻繁に同サイトを活用する利用者に向けて、過去2年分の落札品情報などより詳細なデータや高度な出品ツールや検索を低価格で提供。利便性向上で利用者の増加や囲い込みを狙う一方、新たな収益源の確保で経営基盤の増強も見込む。 新サービスの名称は「オークファンプレミアム会員」。月額498円でネット競売での利ざやをさらに増やしたいと考えている上級者の利用者に対し、その支援を行うためのさまざまな特別サービスを提供するというもの。新サービスに対応するため、新たにシステム構築し、サーバ増強およびデータベースの再構築を行った。 同社によると、これまで利用者から特に検索機能やデータベース機能、入札機能などで「お金を払ってでも欲しい」という要望があったという。オークファンとしても有料会員が