みんなの党が、参院での統一会派結成や次期衆院選などでの選挙協力を新党改革に打診していることが11日、明らかになった。みんなの党の渡辺喜美代表や改革の舛添要一代表ら両党幹部が10日夜、東京都内で会談し、今後も協議を続けることで合意した。 みんなの党の参院議員は11人いたが、9月に3人が離党届や除籍願を提出し、新党「日本維新の会」への合流を表明。参院では10人未満の会派は議院運営委員会の理事を割り当てられず、党首討論にも参加できない。新党改革と統一会派を組んで10人以上を維持し、国会運営での発言権を確保する狙いだ。【福岡静哉】