社畜にならないために、会社以外からの収入を得ることはとても重要だ。手法はアフィリエイトや古本のせどり、iPhoneアプリやAndroidアプリを作ってマーケットで売るなど色々あるが、僕がずっと注目していたのが電子書籍のセルフ出版である。Kindleが日本でも発売されるなど電子書籍まわりのニュースは頻繁に耳にするので、いま非常にホットな副業だと思う。 もっとも、電子書籍市場は注目こそされているが、まだまだ小さい市場である。Gene Mapperという個人出版の小説がAmazonのランキングに入ったりして話題になっているが、それでも2200部だ。ポテンシャルは感じるが、紙の書籍には全然届きそうにないというのが現状である。僕も、市場が拡大するまでは静観していようと思っていた。 Gene Mapper -core- (ジーン・マッパー コア) 作者: Fujii Taiyo出版社/メーカー: Ta
電子書籍化が国内出版社同士の協力を促しているというニュース。気になったのは電子書籍の出版権についての記述だ。 asahi.com(朝日新聞社):電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い – 文化 著作権法ではデジタル化の許諾権は著作者にある。大手出版社幹部は「アマゾンが著作者に直接交渉して電子書籍市場の出版権を得れば、その作品を最初に本として刊行した出版社は何もできない」と語る。 現状では出版社は電子書籍の出版権を持っていない。よってアマゾンのような第三者がその権利を著作権者から直接取得してしまう可能性がある。 日米の「綱引き」で作家の取り分(印税)が紙の本より上がる可能性は高い。出版社から見れば、作品を獲得するためにアマゾンとの競争を迫られることになる。 作家の取り分が紙の本より上がることは社会的にみれば望ましい。ある書籍のがもつ潜在的な市場規模のうち、著作権による独占で得られ
「電子書籍化へ出版社が大同団結」という報道があった。紙の書籍の「出版権」は出版社が握っているが、電子書籍の許諾権は著作者にある。つまり、私が書いた本のアマゾン・キンドル版を出すかどうかは(特別な契約がない限り)私が決めることであって、(紙の)出版社に発言権はないということになる。 ところが、この状況について一部の大手出版社がデジタル化の権利も持てるようにする法的改正を目指し、「日本電子書籍出版社協会」を設立すると報じられた。 私は著者の立場として、紙の本の出版権とデジタル化権を一体化しようという、この一部大手出版社の方向性に強く反対する。そして、私は今すぐにでも、将来のキンドル日本語化に備えて、アマゾンと直接交渉する意志があることをここに表明しておく(ただし、一部条件つきではあるが)。 日本電子書籍出版社協会についての報道 asahi.com(朝日新聞社):電子書籍化へ出版社が大同団結 国
AmazonのKindle用の電子ブックをどうやって出版するかを調べてみましたが、驚くほど簡単です。Digital Text Platform(https://dtp.amazon.com/mn/signin)からAmazon.comのアカウントでログインして、4つのステップで、データを入力していけば、電子書籍を出版できるようです。ISBNが必要ですので、個人向けではなく、出版社(それも小規模な出版社向け)ではないかと思います。 Web上から手続きが完了する。 amazon.comのアカウントがあれば良い。 Web上から、売り上げの状況を確認できる。 電子書籍のフォーマットには自動変換してもらえる。 売り上げの35%~70%を、もらうことができる。 著作権料として70%を得るための条件 売上高から配信コストを差し引いた額の70%である。(販売額の70%ではないので注意。) 販売価格2.99
AMAZONの電子媒体Kindleは、作家にとって表現の場としての敷居の低さを実現しつつあり、日本の電子書籍市場では目立たなかった「個人の作家(プロ/アマ問わず)による電子書籍化」の動きを加速させています。日本の作家(プロの漫画家・ライトノベル作家など)が登録を始め、先日、同人誌の登録を行った方も現れました。 日本初? kindleで日本語漫画を出してみよう企画(漫画家・うめさん) Kindle Storeで小説を出版・その後(ライトノベル作家・木本雅彦さん) 以前サンクリで出した本(イラストレーター・なきうささん) こうした動きを踏まえつつ、「同人誌の電子書籍化+一般流通に乗る」流れが、同人にどのような影響を与えるかを考えました。以前から少しずつ考えていたのですが、作家の方たちの動きが早いので、このタイミングでまとめました。 電子書籍の概要については、前のエントリ電子書籍・出版業界につい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く