アメリカの一部メディアは、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、アメリカのトランプ政権がアサド政権の関連施設に対し巡航ミサイルによる攻撃を実施したと伝えました。
来年4月から評価を伴う「特別の教科」となる小学校の道徳の教科書に対する初めての検定が行われ、作成した8つの会社の教科書が、一部の記述を修正したうえで、すべて合格しました。 このうち、道徳は、作成した8つの会社すべてがいじめの問題を内容に盛り込み、一部の記述を修正したうえで合格となりました。 小学1年生のある教科書では、申請段階では、物語に友達の家のパン屋を登場させていましたが、「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「パン屋」を「和菓子屋」に修正しました。 これについて、教科書会社は「日本文化であることをわかりやすくするため和菓子屋に修正した」と話しています。 道徳の検定では「家族愛」や「生命の尊さ」など22の項目を国が盛り込むよう定めていて、教科書会社の中には、「家族愛」を記述するにあたり、母子家庭の増加など家族が多様化するなか、国が求める家族
「あの時君は若かった」などの曲がヒットした「ザ・スパイダース」の元メンバーで、「我が良き友よ」などの曲でも知られるミュージシャンのムッシュかまやつさんが1日、すいガンのため亡くなりました。78歳でした。 昭和45年の解散後は、アニメ「はじめ人間ギャートルズ」のオープニングソングの作曲を手がけたほか、歌手としては吉田拓郎さんが作詞作曲した「我が良き友よ」が大ヒットしました。 音楽活動を続けるかたわら、「時間ですよ」などのドラマや映画、テレビCM、バラエティー番組などに出演し、ニット帽をかぶり、軽妙な語り口で楽しげに話す姿が親しまれました。 また、幅広い世代の人とともに音楽活動をしていたことでも知られ、70歳を超えても10代や20代の若者とバンドを組むなど、若い世代にも影響を与えました。 ムッシュかまやつさんは去年5月の検査で肝臓がんと分かり、通院治療を行っていましたが、その後、去年8月に脱水
ことしの春闘について連合の神津会長はNHKのインタビューに「頑張れば賃金が上がるという常識を取り戻すことが極めて大事だ」と話し、基本給を引き上げる「ベースアップ」などを維持することが重要だという考えを示しました。 そのうえで、中小企業や非正規雇用で働く人の賃金の底上げや格差是正に継続して力を入れていくとして「去年、大手企業と中小企業の賃上げ率の差を圧縮することができたが、ことしはどうやって持続するかが極めて大きい。賃上げ率はむしろ中小のほうが上になるぐらいの結果を導き出したい」と述べました。 春闘の労使交渉は今月下旬に事実上スタートし、4年連続でのベースアップが実現するかや格差の是正が焦点となります。
横浜市の高層マンションの最上階の部屋に侵入し現金およそ3500万円などを盗んだなどとして、33歳の飲食店従業員が警察に逮捕されました。マンションはおよそ40階建てで、屋上からロープを使って最上階の部屋のベランダに降りて侵入したということで、警察が詳しい状況を調べています。 このマンションは、およそ40階建てで、これまでの調べで、山品容疑者は、屋上から自分で準備したロープを使って最上階の部屋のベランダに降りて部屋に侵入したということです。 山品容疑者は被害者の男性が経営する飲食店に勤めていて、調べに対し容疑を認めたうえで、「ベランダの鍵がふだんからかかっていないことを知っていた。自分の店を出す資金がほしかった」などと供述しているということです。警察は詳しい状況を調べています。
将棋の三浦弘行九段は、日本将棋連盟の調査委員会が将棋ソフトをめぐる不正行為の証拠はなかったと発表したことを受けて、27日に記者会見し、「不審な点がなかったのなら、なぜ出場させなかったのか。竜王戦への挑戦は難しいと思うが、元の状態に戻してほしい」と訴えました。 連盟が設けた第三者調査委員会は26日に調査結果を発表し、不正が疑われた対局の状況や三浦九段が提出したスマートフォンなどを調べた結果、「不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない」と結論づけました。 これを受けて、三浦九段は27日に東京で記者会見を開き、「不審な点がなかったのなら、なぜ竜王戦に出場させなかったのか、そのことに驚いた。本当に何とかならなかったのか、残念でしかたがない」と話し、挑戦者に決まっていた竜王戦に出場できなかったことについて、連盟の対応を批判しました。 そして、「竜王戦への挑戦は難しいでしょうが、元の状態に戻して
山口県岩国市の酒造メーカーが製造し、海外でも人気が高まっている日本酒「獺祭(だっさい)」1本に、虫が混入しているのが見つかり、メーカーは、同じ日に製造された9300本余りの自主回収を始めました。 製造した旭酒造によりますと、今月20日、卸会社から「異物が入っている」との連絡があり、調べたところ、瓶の中から虫が見つかったということです。虫が入った原因は特定できていませんが、旭酒造は日本酒を瓶に詰めて、栓をするまでの間に混入したと考えられるとしています。今のところ健康被害の連絡は入っていないということです。 旭酒造は自主回収の対象商品を、送料着払いで岩国市の本社に送れば、代金を払い戻すことにしています。獺祭はここ数年、国内だけでなく海外でも人気が高まっている日本酒です。旭酒造の桜井一宏社長は「今後、このような混入でご迷惑をおかけるすることがないよう、再発防止に徹底して取り組んでいきたい」とする
22日午前、新潟県糸魚川市の住宅や店舗が建ち並ぶ地域にある飲食店から火が出て、これまでに20棟余りに延焼しています。付近では風が強く吹いていて、市では付近の270世帯余りに避難勧告を出し、安全の確保を進めています。 現在も消火活動が続けられていますが、警察によりますと、強風にあおられて火が広がり、これまでに付近の住宅や店舗など合わせて20棟余りに延焼しています。 警察によりますと、この火事で1人が煙を吸って病院に運ばれたほか、糸魚川市は正午すぎ、付近の大町2丁目と本町の合わせて273世帯の586人に避難勧告を出しました。 新潟地方気象台によりますと、糸魚川市では正午すぎに24.2メートルの最大瞬間風速が観測されています。
今月3日、福岡市の病院にタクシーが突っ込み、3人が死亡した事故で、タクシーに搭載されていた記録装置を警察が解析した結果、衝突の直前にはアクセルだけが踏まれていてブレーキは踏まれていなかったことを示すデータが記録されていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、運転操作を誤った可能性が高いと見て詳しく調べています。 警察によりますと、調べに対して、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と供述しているということです。警察は、当時の詳しい状況を調べるためタクシーに搭載されていた「イベントデータレコーダー」という記録装置の解析を進めていて、その結果、タクシーが病院に衝突する直前には、アクセルだけが踏まれていてブレーキは踏まれていなかったことを示すデータが記録されていることが捜査関係者への取材でわかりました。 これまでの警察の調べでは、衝突の前にタクシーのブレーキランプが点灯していなかったとい
中教審=中央教育審議会は、4年後から順次実施される新たな学習指導要領で、小学5年生と6年生で英語を正式な教科に位置づけることや、高校では「世界史」を廃止して、近現代を中心に日本史と世界史をあわせた「歴史総合」を新たに設けることなどを松野文部科学大臣に答申しました。 答申によりますと、小学5年生と6年生で、グローバル化に対応するため、英語を正式な教科に位置づけるほか、ゲームや歌などを通じて英語に慣れ親しむための「外国語活動」を小学3年生から前倒しで始めることになります。 また高校では、新たな必修科目として、「世界史」を廃止して近現代を中心に日本史と世界史をあわせた「歴史総合」を設けるほか、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを踏まえ、社会に参画するのに必要な力を育てる「公共」の科目を導入するとしています。 このほか、子どもたちが主体的に学ぶことに重点を置いた「アクティブ・ラーニング」を
7年前、島根県浜田市で19歳の女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、警察は、事件のあと交通事故で死亡していた33歳の会社員の男を殺人などの疑いで書類送検しました。 平成21年10月、島根県浜田市で、県立大学の1年生で19歳の女子大学生がアルバイト先から帰る途中、行方がわからなくなり、その後、広島県北広島町の山で遺体の一部が見つかりました。 警察はことし、性犯罪の逮捕歴などがある人物について捜査の対象を広げて、洗い出しを進めてきました。その結果、警察によりますと、遺体が見つかった2日後に山口県内で起きた交通事故で死亡していた矢野容疑者が、女子大学生が行方不明になった当日に首を絞めて殺害し、その後、遺体を遺棄するなどした疑いのあることがわかったということです。 捜査関係者によりますと、矢野容疑者は事件の5年前の平成16年に、東京・杉並区や北九州市で通りかかった女性に刃物を
ダウンジャケットを着ていた男性が、フードのひもに付いていた留め具が目に当たり白内障になったとして賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「安全性を欠いていて構造上の欠陥がある」として、衣料品ブランドに4000万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。 ダウンジャケットのフードには締め具合を調節するゴムひもが付いていましたが、男性は、ひもが腕などに絡まって伸び、そのはずみで留め具が跳ね上がったため左目に当たったと主張しました。 一方、衣料品ブランド側は「ゴムひもの素材はこれまでにも使われていたもので、製品に欠陥はない」などと主張しました。 2日の判決で、東京地方裁判所の澤野芳夫裁判長は「ゴムひもは長く伸縮性があるうえ、先端に留め具が付いていて、顔や目にけがをするおそれがあるものといえる。製品は安全性を欠いていて構造上の欠陥がある」として、4000万円余りの賠償を命じました。 「セオリー」の親会
「ASKA」の名前で開設されているブログでは、「逮捕される」と報じられた午後3時以降、覚醒剤の使用を否定する主張が何度も書き込まれています。 この中では、周囲から覚醒剤の後遺症を疑われ、4か月強制入院させられたと書き込まれていて、退院したあとも、みずからが盗聴や盗撮の被害にあっていると繰り返し訴えています。 一方、ここ数か月は、新しいアルバムを制作中であることを紹介していて、27日は「みなさんには、来月の終わり頃、Youtubeにおいて、数曲発表させてください」とつづっています。 このブログは、「逮捕される」と報じられた28日午後3時すぎから更新され、「間違いですよ」とか「尿検査をうけました。何の、問題もありません。すべて、フライングのニュースです。これから、弁護士と話をいたします」などと書き込んでいます。その後も「陽性は、ありません。100%ありません」とか「幻聴、幻覚など、まったくあり
北アルプスに近い長野県の自治体に、東京などから移り住んだ住民22人が、自宅などに大麻を隠し持っていたとして、厚生労働省の麻薬取締部は、大麻取締法違反の疑いで一斉に逮捕し、大量の大麻を押収しました。 このため麻薬取締部は23日、警察と合同で住民の自宅や倉庫を一斉に捜索し、乾燥大麻8キロと、栽培されていたと見られる大麻草を押収しました。 そして、大町市の自営業、衣笠秀喜容疑者(48)と妻の朱美容疑者(45)ら、27歳から64歳までの男女22人を、大麻を隠し持っていた疑いで逮捕しました。 衣笠容疑者と妻など16人は、おおむね容疑を認め、6人は「大麻は私のものではない」などと容疑を否認しているということです。 大町市や池田町は、北アルプスに近い自然が豊かな地域で、麻薬取締部はイベントなどを通じてつながりを持っていた住民らが、大麻を栽培するなどして、常習的に使用していた疑いがあると見て解明を進めるこ
福岡県警察本部によりますと、8日朝JR博多駅前で、道路が陥没しているのが見つかり、通行止めになっています。周辺では停電も発生していて、警察が被害の詳しい状況や原因を調べています。 警察や消防が現場に駆けつけ、道路が複数の車線にわたって陥没しているのが確認されていますが、詳しい状況はわかっていないということです。また、陥没の範囲が広がっているという情報もあり、警察は周辺を通行止めにしています。 これまでのところ、けが人の情報は入っていないということです。 また、九州電力によりますと午前5時15分ごろから周辺で停電が発生していて、復旧作業が進められていますが、今も100戸以上で停電しているということです。 警察が道路の詳しい被害の状況や原因などを調べています。
来年度予算案の編成に向けて、財務省は公立の小中学校の教職員の定員について子どもの数が減るのに伴い、今後10年間でおよそ4万9000人を削減する案をまとめ文部科学省に求める方針を固めました。一方で、文部科学省は定員の充実を求めていて、来年度予算案の編成の焦点になりそうです。 財務省は、障害のある子どもやいじめなどへの対応のために、現在の教育環境を維持しても公立学校の小中学校では教職員をおよそ4万9000人削減できるとした提言をまとめました。また、教職員を増やす前に、まずはスクールカウンセラーなど外部の人材を活用してその効果を確かめるべきだと主張しています。 財務省は、こうした案を国の財政問題について話し合う財政制度等審議会で示したうえで、文部科学省に検討を求める方針です。 ただ、文部科学省はさらなる教職員の定員の充実を求めていて、来年度予算案の編成の焦点になりそうです。
17日午後、奈良県南部の野迫川村の山林で山菜採りをしていた男性がクマに襲われ、腕や指にけがをしましたが、金属バットでクマを撃退し、命に別状はありませんでした。警察は村の住民に対し、現場付近に近づかないよう注意を呼びかけています。 警察によりますと、男性は午後2時半ごろから山林に入って山菜採りをしたところ、クマに突然襲われましたが、持っていた金属バットで撃退し、クマは再び山林の奥に入っていったということです。 野迫川村によりますと、現場は住宅がある地域から離れた山林の中で、警察や村は、村の住民に対し、山菜採りなどで現場付近に近づかないよう呼びかけるとともに、18日朝から地元の猟友会のメンバーとともにパトロールを行うことにしています。
2日未明、愛知県岡崎市の新東名高速道路の上り線で故障をして止まっていた観光バスにトラックが追突し、外に出ていたバスの運転手2人がバスと側壁との間に挟まれ意識不明の重体となっているほか、乗客など3人が軽いけがをしました。 警察によりますと、観光バスは大阪・浪速区に本社がある「中央交通バス」が運行していたもので、故障部分を確認するため外に出ていた運転手2人がバスと側壁との間に挟まれ意識不明の重体だということです。また、バスの乗客の女性2人とトラックを運転していた男性の合わせて3人が軽いけがをしているということです。 観光バスには乗客27人が乗っていたと見られ、1日夜、大阪市内を出発して東京ディズニーシーなどに向かっていたということです。 現場は、新東名高速道路上り線の豊田東ジャンクションと岡崎東インターチェンジの間で、警察が事故の詳しい状況を調べています。
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