横浜市消防局は31日、青葉消防署青葉台特別救助隊の40歳代の隊長ら男性職員8人が5~8月に消防出張所の寝室や休養室で賭けマージャンを繰り返していたと発表した。 発表によると、8人は仮眠を取る休憩時間(午前0時~6時)を中心に、13回賭けマージャンをしていた。休憩に入る前の勤務時間から始めたこともあり、8月7日には、勤務時間中の午後11時8分、賭けマージャン中に119番通報を受け、出動した。市消防局は「業務に支障はなかった」としている。 また、隊長は、肩こり用の低周波治療器を隊員の頭や首に当て、強さを最大にして我慢させたり、湯を入れた水鉄砲を持って隊員を追いかけたりしていた。追いかけられた隊員は、シャッターのレバーに腕をぶつけて軽傷を負い、救急車で病院に搬送されたが、隊長は訓練中に負傷したと虚偽の報告をしていたという。 特別救助隊は、人命救助に関する専門的な教育・訓練を受けた隊員で編成され、