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(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空のエアバス330型機が1日、大西洋に墜落したとみられる事故で、スペイン紙エルムンドは4日、同国の航空会社エアコメットの操縦士が1日にAF機の航路付近を飛行中、遠方に「強烈なせん光」を目撃していたと報じた。 この操縦士は南米ペルーの首都リマからポルトガル・リスボン行きの便に勤務していたが、エルムンド紙は同便の副操縦士や乗客もこのせん光を見ていたと伝えた。 操縦士は目撃を社に報告しているが、せん光が起きた物体はその後、垂直方向に落下し、分解したとしている。エアコメットは操縦士の目撃報告をエールフランス、エアバスやスペインの民間航空行政当局に伝えたという。 このせん光がAF機のものなのかは不明。ブラジルのジョビン国防相は先に、AF機が墜落した大西洋で広域の油漏れが確認されたことを踏まえ、同便が海上に墜落後に分解した可能性が高いと指
リオデジャネイロ(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空機が大西洋に墜落したとみられる事故で、海上で見つかった破片などの回収作業にあたっているブラジル空軍は4日、回収物はいずれも同機の残骸ではないことが分かったと発表した。 空軍の報道担当者が大西洋沿岸の都市レシフェで、報道陣に語った。 空軍は同市から約1000キロ沖合の海上に、機体の残骸とみられる金属片などが見つかったとして、同日から回収作業を開始。ヘリコプターで吊り上げ、海軍船3隻に運んで調査した。その結果、この日回収されたのは貨物運搬用の木製の荷台で、同機には搭載されていなかったことが判明したという。海上には未回収の破片などが残っているが、これらも同機の残骸でない可能性が高まっている。 空軍はまた、墜落現場とみられる海域に油が浮いていると発表していたが、これについても、同機の搭載燃料を超えた量であることが分か
【シンガポール=宮野弘之】オーストラリアでインド人学生を狙った襲撃事件が相次いでいる。犯人はほとんどが10代の少年で、「おやじ狩り」ならぬ「カレーバッシング(たたき)」と称している。メルボルンではインド人学生ら数千人が抗議の座り込みをし、インド政府は早期解決を要求、両国の外交問題にまで発展しつつある。 襲撃事件は、メルボルンだけで過去1年で70件に上る。先週には続けて5人が襲われ1人は意識不明だ。ある学生は、若い男数人に囲まれカネを奪われ、「インドに帰れ」とののしられたうえ、ドライバーで腹などを刺されたという。 シドニーで学生の面倒を見るインド人医師が地元紙に語ったところでは、同様の事件はシドニーでも4月だけで約20件。しかし、学生は面倒に巻き込まれ、永住権をとれなくなるのを恐れ、ほとんど警察に届け出ない。犯人は若く、昨年末にインド人男性を殺害し逮捕された少年2人は18歳、先週シドニーで大
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パリ(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空のエアバス330型機が大西洋に墜落した事故で、フランス政府の航空事故調査当局者は3日、離陸前の同機の点検では異常が見られなかったとの事実を明らかにした。点検事項や方法などをさらに詳しく確認する方針。 事故原因は不明で、乱気流、落雷、この2要因が絡んだ複合原因説などが浮上している。ただ、落雷説については機体に避雷装置があることなどから異論をはさむ専門家も多い。 同当局者は、墜落したとみられる海域の水深は数千メートルあることから、墜落原因解明で大きな手掛かりとなる飛行記録、操縦室の音声記録両装置が入るいわゆる「ブラックボックス」を回収出来る可能性はほぼないとの見方も示した。 ブラジル空軍機が発見した機体の残がいは、同国北東部から約355キロ離れたフェルナンド・デ・ノローニャ諸島から約650キロ北東の海域に浮流していた。座席、
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【パリ、サンパウロ2日時事】ブラジル空軍当局者は2日、リオデジャネイロからパリへ向かう途中の大西洋上空で消息を絶ったエールフランス航空エアバス330−200型機(乗客・乗員228人)の残骸(ざんがい)とみられる旅客機の座席やオレンジ色のブイ、油が海上に浮いているのを空軍機が発見したことを明らかにした。当該機のものかどうか確認を急いでいる。 残骸が見つかったのは、ブラジル東部沖約350キロのフェルナンドデノロニャ諸島から650キロ北東の大西洋海域。当局者によれば、空軍機が2日未明に電子信号を傍受し、その後複数の個所で残骸が漂っているのを発見したという。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕米旅客機不時着事故 ・ 〔写真特集〕最新鋭の787、A380から懐かしの機種まで・航空機の写真 ・ 各国、空軍機投入=一夜明け捜索継続 ・ 大西洋で「炎の物体」?=同時間帯の旅客機目撃 ・ 不
パリ(CNN) エールフランス航空のリオデジャネイロ発パリ行き447便(乗員12人、乗客216人)が消息を絶った件で、同航空のグルジョン最高経営責任者(CEO)は1日、同便が強い乱気流に突入し、大西洋に墜落した可能性を指摘した。 同CEOによると、同便の飛行時間は11時間の予定で、最初の3時間は順調に飛行していた。しかしパリ現地時間午前4時15分頃、電気系統の不具合を伝える自動信号が機体から発信され始め、同航空のコンピューターと4分間にわたって交信。こうしたメッセージの連続発信は、予想外の深刻な事態だった。この間、同便の乗員との通信はなかった。同便はメッセージ発信の直後に墜落した恐れがある。 不明機はエアバスA330型旅客機で、アフリカよりブラジルに近い地点で墜落したとみられ、乱気流により一帯の航行は困難だった。ただし同CEOは、何が起きたか断定するのは時期尚早としている。 サルコジ仏大統
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