テンジクネズミ(天竺鼠)は、テンジクネズミ科テンジクネズミ属(Cavia)に含まれる齧歯類の総称である。南米に分布する(天竺には生息しない)。もっとも有名な種はペットや実験動物として知られているモルモットである。 概要[編集] 体長は約20~40cm。小さくて丸い耳をもち、尾椎はあるものの尾はない。指は前足は4本、後ろ足は3本である。オスメスともに、乳房は1対である。跳躍力はあまりなく、跳躍することはほとんどないが、跳躍したとしても20~30cmほどの高さしか跳ぶことができない。 胎内ですでに乳歯をもっているが、切歯(前歯)は生まれる前に吸収され、臼歯も生後40日程度で生え替わる。切歯も臼歯も常生歯となっている。上顎の臼歯は外側に傾斜しながら生え、下顎の臼歯は内側に傾斜しながら生えている。切歯は前面のエナメル質が分厚くなっていて、前面と後面に磨耗の差があるため、常に鋭さが維持される。 また
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