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ブックマーク / med-legend.com (3)

  • 医学都市伝説: カーゴ・カルト運動50周年記念日

    去る2月15日、南太平洋のバヌアツ共和国を構成するタンナ島(かのエロマンガ島の南に位置する島といえば判りやすいか)で、「ジョン・フラム運動50周年記念」の祭典がとりおこなわれた。Link> ジョン・フラム運動は主にメラネシアで展開された一種の対抗文化的宗教運動、カーゴ・カルト信仰の末裔である。カーゴカルトは積荷信仰とも訳される。 第二次大戦中、太平洋諸島に展開した米軍が戦略物質を大量に島々に投入したのをみた島民たちが、自分たちの先祖の精霊が、米軍の姿を借りて、来は自分たちのものである富を運んできてくれたのだと理解したことに始まる。 多くは黒人米兵となって現れた彼らの祖霊は、彼らの固有文化を守って待ち続ければ、米軍が彼らの富をまた運んでくると約束してくれる。島民たちは、飛行場のような広場を作り、星条旗風の旗を立て、彼らなりに把握した飛行機のモックアップを作って、米軍=彼らの祖霊をいつまでも

    pha
    pha 2011/09/29
  • 医学都市伝説: デジタルマニ車

    2005年10月20日  デジタルマニ車 [ウェブサイト] 「マニ車」というのは、チベットの人々によく知られる法具の一つである。取っ手がついた筒状の構造をしており、おもりによって回転させることができるようになっている(こういう感じ)。この筒のなかにはチベット仏教の経典が巻き込まれていて、これが一回転すると教典を一回読んだことになるという、真摯な信仰と無精が織りなす、チベット仏教版だるまさんがころんだハイテクマシンというわけである。チベットの老人達は、暇さえあれば真言を唱えながらこれを日がなぐるぐる回しているという。字が読めない人への配慮、という意味もあるのでしょうね。(参考) マニ車にはこういうモバイル版から、街角のお堂みたいなところに安置されている大型判、水力や風力を利用した大規模スパコンタイプなど、各種があるようで、人々はそれらを回しながらカルマを払い、魂の安寧を得ることを願うのである

    pha
    pha 2009/08/05
    「ハードディスクは高回転しているから、そこにこういう真言を記録しておけば、超高速マニ車になる」
  • 医学都市伝説: 精神科看護における危機回避法

    2006年10月16日  精神科看護における危機回避法 [医学・科学関連] 二日間風邪で寝込んで、ちょっと楽になると枕元のノートPCをのぞく生活。どんなきっかけだったかは忘れたが、かなり面白い精神科看護学関連の論文を見つけたので紹介。 題して、「危機離脱技法―差し迫った身体的攻撃への対処」(PDF)。静岡県立大学短期大学部第一看護科助教授吉浜文洋氏他によって書かれたものである。論文は、精神科病棟における患者の暴力事件をいかに防ぎ、実際に攻撃を受けたときにどのように対処するかを具体的に述べたもので、通り一遍の善意だの真心などという建前に終わることなく、原則論と技術論が巧みに配置された好著となっている。 精神科看護の枠内で納めるには惜しいもので、家庭内暴力とか教育現場にも応用できるのではないだろうか。(左のイラストは落ち着かない患者さんに対して、3人の看護者が対処している場面。絵がなんとなく

    pha
    pha 2006/10/21
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