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ブックマーク / yokato41.exblog.jp (1)

  • Toward the Sea : 中井久夫「兆候空間優位性」をめぐる記述

    徒然なるままに分裂病親和性を、木村敏が「ante festum(祭りの前=先取り)的な構えの卓越」と捉えたことへの応答部分。中井氏は先取り的構えの優越=兆候空間優位性を次のように定義する。「もっとも遠くもっとも杳かな兆候をもっとも強烈に感じ、あたかもその事態が現前する如く恐怖し憧憬する」。 …ここで先取り的な構えの長所と短所をもう少し具体的にみるために、一次近似的モデルとして、入力の時間的変動部分のみを抽出し未来の傾向予測に用いられる「微分回路」の諸特性をとりあげてみよう。ただし私は電気工学には全く素人なので誤解がないとはいえない。また「微分回路」が一次近似にすぎないことは、回路は入力が外に発生することを前提とすることからも明らかで、人間においては入力が”回路”内部にも発生することが問題である(要するに思考や情動や、すべて認知の対象となる”内的事象”のことだ。) 系統発生的には、おそらく積

    pha
    pha 2011/06/05
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