SAAB 340B型機に搭乗したのは初めて。JALの経営危機から更生計画以降,日本航空(JAL)グループである,日本エアコミューターの本土南九州とこの島を結ぶ路線はすべて,高速ターボプロップ機になったゆえ,今回のように台風の隙をついての移動は,ちょっとだけスリルが増した。 速度は追い風で590 km/hがなんとか。それでもYS11より乗り心地は良かった。機内にはBOSEのノイズキャンセリングヘッドホン:みたいな仕掛けが着いていて,エンジンノイズは逆位相で打ち消されるようになっていて,客室は思ったより快適。 同社のメイン使用機であるDASH8-400(通称Q400)と比べても,上のSAABはさらに小さい。台風が迫っていたが,フライトは非常に穏やかで,SAAB いいじゃん,と思えてしまうほどだった。Q400は導入初期,結構トラブルが頻発したが,現在のテクノロジーで造られているので,乗り心地も快