Class 1が最強で到達範囲は100m程度、Class 3が最弱で1m程度。しかしオーディオ製品など、民生向けに販売されているBluetooth機器の大半はClass 2対応であり、Bluetoothの通信距離について言及した文章の多くにも「通信範囲は10m」などと書かれている。 そこに最大100mのClass 1対応デバイスが現れると、スペックに強く惹かれることになるが、ここ日本ではPower Classの到達範囲を鵜呑みにしてはいけない。 2.4GHz帯を利用するBluetoothデバイスは、日本の法律上、電波法施行規則第6条第4項にある「小電力データ通信システムの無線局」に分類され、電波法第3章と無線設備規則に定められた技術基準に適合していなければならない。その手続きを簡略化する目的で用意されたのが、技術基準適合証明(通称「技適」)であり、これを受けていれば無線局免許なしに運用でき
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