久しぶりの更新になります。 今回は、SerialATA(以下、SATA)のオプション機能の1つ、「LPM(Link Power Management)」について書きたいと思います。この機能、ご存じない方も多いと思いますが、WindowsVistaからOSの標準サポートが始まっていますし、機器側(HDDやSSD、光学ドライブなど)の対応も進んでいます。(地味な機能なので今後も話題になることはないかと思います) SATA LPMとは、文字どおり「パワーマネジメント」の機能です。データ転送を行わない時にSerialATAのPHY(物理層)を低電圧状態に移行させ、消費電力を少なくしようというものです。 制御方法には、「HIPM((Host Initiated Link Power Management)」と「DIPM(Device Initiated Link Power Management)」
Crucial「RealSSD C300 64GB」 性能の変化 概要 HDDでは読み取るときとほとんど変わらない負担で同じ場所のデータを簡単に書き換えることができますが、SSDでは複雑な処理を必要とするため書き込みの性能は大きく変化します。 SSDではセルに書き換え寿命があるため、同じ場所をそのまま書き換えていたらその部分が不良になってしまいます。そこで、書き換え数の少ない場所を使って書き込みが行われていきます。 HDDでは磁気を直接変化させることで、読込と同じ速さで書込が行えますが、SSDでは一度データが書き込まれた場所は消去をしないと新しいデータを書き込むことができません。 そのため、SSDでは読込と比べて書込が遅く、しかも状態に応じて書込処理がとても遅くなります。処理がとても複雑なため、搭載されるSSDコントローラの影響を大きく受けます。 SSD Crucial「RealSSD C
SSD Crucial「RealSSD C300 64GB」の性能 概要 『CTFDDAA064MAG-1G1.002』は、2.5型で64GB(実質60GB)の容量のSSDです。ファームウェアは002でTrimコマンドに対応したMarvell製のコントローラが搭載されています。 Crucial「RealSSD C300」は搭載する容量によって書き込み性能が異なります。 256GB: Read 355MB/s Write 215MB/s 128GB: Read 355MB/s Write 140MB/s 064GB: Read 355MB/s Write 075MB/s SSDでは小さな容量のチップを複数搭載することで大容量にしていますが、RAID 0のように並列に繋げることで処理を分散させて速度が高まります。そのため、チップ数が少なくなるほど性能が低くなるSSDが多いです。 C300の読込
EXT4を用いて、SSDで用いられているTrimコマンドを使用するためのオプションです。 Trimコマンドを有効にする 方法は非常に簡単で、discardオプションをマウント時に渡すだけです。 mountコマンドでマウントする場合 $sudo mount /dev/sd[0-9]+ /mnt -t ext4 -o discard 他のオプションと組み合わせる 他、SSDに有効なオプションとして relatimeがあります。これは、必要な場合を除いてアクセス時間(ファイルを最後にオープンした時間)を更新しないものです。 mountコマンドでマウントする場合 $sudo mount /dev/sd[0-9]+ /mnt -t ext4 -o discard,relatime 備考 Trimコマンドとは、SSDに対して使用していた領域が不要になったことを明示するものです。 SSDはウェアリングと
パソコンを買いました。 CPU:Intel Core i5-2400S Motherboard:ASUS P8H67-M EVO Memory:Patriot PSD38G1333KH 4GB×2 2個 SSD:Intel X25-M G2 120GB HDD:HGST Deskstar 5K3000 2TB Power Supply:Owltech Xseries SS-650KM 今回はOLIOSPECさんのMicro Monster H67 Super Silentをカスタマイズして注文しました。デスクトップ機をリプレイスするのは実に9年ぶりなのですが、最近のパソコンはすごく良いですね。速くて静かで低消費電力です。本日はこのパソコンを使って、近年のLinuxにおけるSSD事情を確認していきたいと思います。 TRIMとは 近頃では定番SSDの座をすっかりCrucial RealSSD
Aligning filesystems to an SSD’s erase block size February 20, 2009 Filesystems Linux SSD I recently purchased a new toy, an Intel X25-M SSD, and when I was setting it up initially, I decided I wanted to make sure the file system was aligned on an erase block boundary. This is a generally considered to be a Very Good Thing to do for most SSD’s available today, although there’s some question about
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サイトトップ 過去のコンテンツ Linuxをデスクトップで使おう Linuxを用いたHDDのデータ完全消去法 このページを作成してから10年以上が経過し、 当時利用していたKNOPPIX日本語版の開発も終了しています。 基本的な内容は陳腐化していないものの、より新しい情報に基づいたページを作成しています。 以下のページもご参照ください。 Linuxを利用したHDDの完全消去 PC を他人に譲ったり、売る、または廃棄するとき。 その HDD に格納されているデータは大丈夫だろうか? って、ちょっと前にそういうネタがはやったような気がします。 まぁさすがに、 HDD 内のデータをそのままでって人はいないでしょうけど、 パーティションを消したり、 HDD を一度フォーマットするっていう程度で安心している人が結構多いと思います。 しかし、これでは HDD 内のデータを完全に消去したとはいえないので
前回、SecureEraseが行えるSSDの情報を紹介しましたが、新たに判明したことがあるので今回は、その情報の報告とLinuxでSSDをSecureEraseする方法について紹介したいと思います。 まず、最初にお詫びをしておきますが、前回のSecureEraseが行えるSSDの表は、「HDDErase」を使用してSecureEraseを行えるSSDを僕が個人的に調べたものです。SecureErase自体は、Security Feature Command Setに対応したSSDなら基本的に行えるはずですが、マザーボードのBIOSの相性等でHDDEraseを使用したSecureEraseを行えないケースがあります。これらの製品は、Secure Eraseコマンドを発行するために必要なFrozen状態を解除するすべがなく、SecureEraseを実行できないことから「非対応」として掲載してお
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