太陽電池パネルにレーザー光を照射されて得た駆動力で飛翔するヘリコプター。そのヘリによって映し出された模擬災害地の映像(手前)=11日午後4時40分、神戸市須磨区のグリーンアリーナ神戸 レーザーの光を動力源に、半永久的に跳び続ける無人ヘリコプターを、近畿大学の河島信樹教授(宇宙工学)らのグループが開発、神戸市須磨区のグリーンアリーナ神戸で11日、飛行実験の様子を公開した。ヘリコプターは車で運べるほどの大きさで、上空から撮影した映像や画像を電送でき、大規模災害時の被災地の調査などへの応用が期待されている。 機体は直径1メートル、重さ約1キログラム。機体に取り付けられた太陽電池パネルに、地上からレーザー光を照射することで発電し、プロペラが回る仕組み。従来の燃料やバッテリーなどに頼らず、無制限で跳び続けることができるため、災害時の被災地の状況把握や資源探査、環境観測などでの活用が考えられるという。
2007年02月12日13:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 物理と数学の不思議な関係 ギザお買い得。 物理と数学の不思議な関係 M. E. Lines著 / 青木薫 訳 [原著:On the Shoulders of Giants] 訳本が原著の1/6の値段で買えるなんて。日本っていいなあと思える瞬間だ。 本書「物理と数学の不思議な関係」は、応用数学の本。主に物理中心なのだが、それ以外の応用も出てくる。 目次 数学 宇宙の姿を映す鏡 - 物理と数学の不思議な関係 自然は隙間を嫌うか - アリストテレスからガラスの構造まで 時空を支配する幾何学の正体 - ユークリッドから一般相対性理論まで 実用主義の絶大な威力 - 弦の爪弾きから固体中の電子まで a×bがb×aでなくなるとき - 整数から四元数まで… 準周期的という絶妙な配列パターン - タイル張りから準結晶まで 方程式は
詳しくない分野の科学記事を読むときに、知っておくと便利かもしれない事をいくつか書いてみる。 科学ニュースの8割はブラフ 研究者は役人を説得して予算を獲得するために必死である。外向きの宣伝では結構、夢のまた夢みたいな夢を加えて話したりする。そしてその夢想みたいなところほど記者は食いつきやすい。「そういえばあのニュースは結局どうなったの?バラ色の未来はどこ?」とぶり返すのは野暮というものだ。そう簡単に宣伝文句どおりの世界は訪れないので、期待して読んではいけない。 NGワード:「究極的には」用例:「騒音がほとんど発生せず、水しか出さない究極のエコ旅客機の実現が可能である。」 「○○の課題はあるものの」とあったら10年は実現しない その○○の課題こそが研究を阻む最強で最大の障壁であって幾多の研究者を葬り去ってきた怪物である。○○の課題はあるもののもうすぐ我々の生活を変える日が来るだろうと書かれなが
年始の NHK でのイチロー特集番組を見ていて一番印象に残ったのは、他の人の道具を絶対に触らないというイチローのこだわりでした。曰く、人の道具を触るとその道具の感覚が体に残ってしまい、自分の道具を利用するときの感覚の妨げになるから、ということでした。全体を通して、イチローは他のプレイヤーとの相対的な競争の中に身を置いているのではなく、絶えず自分を改良し続けるという過程の中にいるのだというのがよくわかる内容でした。良い番組だったと思います。 気づけば自分も 30 歳になりました。まだ若いとは思っていますが、さすがに 20 代の頃に比べると、病気や怪我の治りが少し遅くなったと感じることもあり、少しずつ自分の人生、「死」ということを考えるようにもなりました。時間は有限ということが少しずつ実感できるようになってきました。あるいは実感できるようになってしまった、と言った方が良いかもしれません。 ここ
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 サイエンスコミュニケーターには科学ジャーナリストとして新聞社や科学雑誌出版社で働いた経験が重要となるのではないかと「どんなサイエンス・コミュニケーターが必要か」で書きました。ニューヨークタイムズの科学欄、Nature誌やScience誌でのエディトリアルスタッフの書いた記事はサイエンスコミュニケーションのお手本となるようなものが数多くありますので、これらのオフィスでの仕事が経験できるのなら素晴らしいでしょう。 NatureNewsで偶然みつけたのですが、Nature誌のヨーロッパ(ミュンヘン)オフィスがインターンシップを募集しています。 ーW
このエントリーは非常に誤解を招きやすい内容が含まれます。後日いろいろと修正が加わることが予想されますので何卒ご了承ください。ご意見等はなるべくemailでなくコメント欄でオープンにして頂けると幸いです。 幸せな大学院生活を送るために必要なこととは? 研究テーマ? いいアドバイザー(指導者)? オフィスメイト? 資金? 頭脳? 意志? 食事? どれも重要ですが、最近ひしひしと体感しているのは(一単語でいうと) "社会性"かなと思います。誤解しないでいただきたいのは、自分は(先天的に)社会性は低い部類に入りまする。社会性があるとか, ないとかを鼓舞するわけではありません。しかしながら、人と接することが苦手な場合は特に、研究室のマネージャーとうまく仕事ができないとか、資金をもらえなくなるとか、いろいろと苦労する点が出てくるような気がします。 ということで次のような行列をつくりました。「社会性」と
第5回ツアーからメインイベントに組み込まれた「バスツアー&ウルトラクイズ」。昨年はバスの中だけで競い合う形式でしたが、今回は「予選」、「本戦」の2部構成です。 この問題は、id:michikaifuさん、四元さん、千賀さん, id:kuboyumiさんらで作られたもので、かなーりマニアックかつハイレベルです。一部意外な問題で翻弄させるべく、僕も問題を作りました(どれを作ったかは明らかにわかるかと...)。 3/6(木)のツアー初日の時点で、すでに問題数が30-40くらいあり、「バスの中だけで終わりにするのはもったえない」ということで、ツアー最終日に決勝戦を決行することに。3/6(木)の夜中の3時までSkypeとGoogle Docsを駆使しながら、予選と本戦用の問題を作成、3/7(金)にスクリーンに投影するスライドを作りました。ギャラリーが30人はいたのと、予想外?に盛り上げがすばらしかっ
ネット上で「実名か匿名か」という論争がある。アメリカはブログでもFacebookなどのSNSでも、実名で写真も自分の写真を出して書くことが多い。これに対して、日本は匿名が多く、そのために弊害が起こっているという話である。 アメリカ的な「オープン式」によい点が多いことは賛成だが、日本で「匿名ネット文化」が浸透してしまった理由もそれなりにあるので、「アメリカ式にオープンにせよ、日本人よ強くなれ」と叱咤激励するだけでは無理じゃないかと思う。 日本人が匿名でネットに書くのは、いじめが怖いからである。何かのはずみで誹謗中傷や嫉妬のターゲットにされたり、公にしたくないことまでさらされたり、ストーカーにつけられたり自宅までなんらかの攻撃にあったり、といった「実害」が広く喧伝されている。何のはずみでそうなるかわからないという恐怖もあり、普通の人はそんなリスクは冒したくないと思う。 こういった、「いじめ」と
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