いささか古い話で恐縮だが、SANS Internet Storm Centerによると、Adobe Reader や Acrobatの脆弱性を突く悪質なPDFファイル(PDFウイルス)が出現しているそうだ(日経ITProの記事)。 このPDFウイルスは、Adobe ReaderおよびAcrobat 8.1.2以前に存在する脆弱性を悪用するとのこと。さらに、2008年11月7日現在では主要なウイルス対策ソフトでは検出できなかったということで注意が必要だ。 また、11月11日にはこのウイルスの変種も確認されている(SANS Internet Storm Centerの記事)。対応策としては、Adobe ReaderやAcrobatを最新版にアップデートすることが挙げられている。