[バンコク 23日 ロイター] 23日の東南アジア株式市場の株価は、北朝鮮が韓国の延坪島に数十発の砲弾を撃ち込んだとの報道を受けて、主要市場が軒並み下落し、中でもシンガポール株は3週間超ぶりの安値を付けた。 財政危機にあるアイルランドの救済をめぐる懸念から東南アジア市場の地合いはもともと良くなかったが、北朝鮮の報を受けてさらに悪化した。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI).FTSTIは取引前半からの下落基調を維持し、2.03%安で終了。10月29日以来の安値をつけた。クアラルンプール市場のクアラルンプール総合指数(KLCI).KLSEは1.04%下落し、この日の安値で引けた。 ジャカルタ市場の総合株価指数.JKSEは1.68%安で終了。北朝鮮砲撃の報を受けて一時は2.2%下落していたが、下げ幅を縮小した。証券会社筋は「株価の下落は地場投資家の売りが一因」と指摘した。 バン
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