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ブックマーク / pie.hateblo.jp (7)

  • 「粋」というフレームワーク - 予定地

    「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫) 作者: 九鬼周造出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/09/17メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 50回この商品を含むブログ (90件) を見る高校生の時に初めて読んでから、わりと読み返し続けてる名著。 「粋(イキ)の基的意味は異性関係にあり、それは媚態と意気地と諦めという三つの契機からなっている。」とあるのだけれど、これまで、正直、これを備えた「粋な」状態というのがイメージできなかった。 でも、逆に異性との関係がうまくいかなくてこじれるとき、かならず、このどれかが欠けているということに、昨夜ふと気づいた。 わかりやすく俗な感じで言うと、媚態=「アピールや駆け引きにより相手の興味を引き続ける魅力」であり、意気地=「相手に依存せず、自分ひとりでも自分の人生を楽しめるという自立」であり、諦め=「相手に執着せず、いつでも別の人に行けると

    「粋」というフレームワーク - 予定地
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    photoandart 2012/08/05
    これはかなり慧眼ではないか。
  • 定量化の話 - 予定地

    ここ10年ぐらい定量化の呪縛にかかってたと思う。 実際には、なんでも定量化できてると話が早いので、管理職の仕事として、成果をちゃんと数値化して指標を設け、チーム全体が正当な評価をされやすくする工夫は大事だと思って頑張ってきた。でも、ふと気づくと「それをどう定量化できるか」ばっかり考えてる自分がいる。これはこれでなんかおかしい。 この間、スマッシュメディアの河野さんのセミナーでソーシャルサポートの話を聞いたんだけど「成果の指標はどうするんですか」って質問したら、あんまり定量化された指標を作っていない、作っても無意味ということでガツンとやられた。指標がなかったらその成果をどう評価して報酬を支払っていくのだろうと思ったんだけど、逆に指標なんてなくても成果が評価できるぐらいでないと、そういう柔軟なサポートなんぞできないのだろう。 当に、ユーザー対応とか、コミュニティ運営にまつわる様々な施策の成果

    定量化の話 - 予定地
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    photoandart 2012/06/16
    『指標なんてなくても成果が評価できるぐらいでないと、そういう柔軟なサポートなんぞできないのだろう。』
  • ダイエットの話 - 予定地

    ダイエットについて考え直している。 要は、小手先の痩せるための工夫ではなく、べるということの質とか、自分のボディイメージとかそういうところを掘り下げてみようと思ったのだ。 かなり若いころに、べるのを我慢して無理に運動をしてダイエットに成功したことがある。だいたい20kg弱ぐらい痩せたかと思う。痩せたきっかけは、付き合っていた男性が二股かけてて最終的にフラれ、新しく好きになった男性が女性の容姿にこだわりそうなタイプだったので。なかなか会えない相手だったから、会えないうちに痩せようとおもったのだった。 実際にその人とお付き合いはできなかったけど、周囲からの扱いは確実に変わった。「ぽっちゃり」を通り越して太っていた20歳ぐらいの女の子が長い間つきあった彼氏と別れた上に標準的な体型になったら、そりゃ周囲からの扱いは変わる。それが成功体験になってる。 その後、出産とかいろいろあって今はやはり軽

    ダイエットの話 - 予定地
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    photoandart 2012/02/24
    『生きるために相当重要な行為なのに、それを「モテたい」ぐらいで曲げてしまうというか、貶めてしまうというか、そういうのが何かバチあたりな感じに思えてきた。』ダイエット本に毎回書いて欲しい内容だ
  • 文系の普通の女の子がうんぬんのお話 - 予定地

    「文系の普通の女の子が技術系の何かをうんぬん」みたいなの実は2種類あって、バカな女に対して上から目線で「キミもなかなか頑張ってるねエライエライ、ぼくがもっと教えてあげるよ」とか言いたがる男を釣ろうとしているタイプか、「文系の普通の女の子にもわかるぐらいに基的なところから親切に書いてますよ」という意味でそういう表現をしてるタイプで、後者が前者と勘違いされてdisられてるのはちょっとかわいそう。だけど、前者の多くはあくまで後者であると言い訳しつつミエミエの媚びを売ってるので、中の人の振る舞いで判断するしかないんだよね。 あと、前者は中の人が普通におっさんだったりする。

    文系の普通の女の子がうんぬんのお話 - 予定地
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    photoandart 2012/02/01
    鋭い。
  • 旅とインターネット - 予定地

    「インターネットは時間の空費だからやめよう、減らそう」という決意は世間から何かとても感心して受け止められる。インターネットどっぷりの人ですら「それができるなんてすごい」という感想をもったりする。なのに「私は旅なんてもうしません」「今年は旅に行くのは減らそうと思います」とかいう人は少ないし、たぶんそんな決意をしたら変人扱いされる。「旅は人間を成長させますよ、いいものですよ」とか反論する人だってたくさんいそうだ。 でも、実際には、旅だって同じぐらいの時間の空費(さらに化石燃料の空費)だし、想像力も何もない人間が大した用もなく遠くにいったって、結局は用意されたアクティビティを消化するだけで誰かがすでにどこかで言ったような感想しか残らない。単に遠くに移動したという達成感と、写真やテレビでみたとおりの何かがあったということを確認するだけ、何か面白いことがあったかのような幻想に囚われてるだけ。挙句のは

    旅とインターネット - 予定地
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    photoandart 2012/01/05
    毎度、美しい文章を書くなぁ……。
  • ■ - 予定地

    この間、ある人に憧れてる人ばかりで話して面白かった。 みんながその人に向かって、あるいはその人を取り巻くように心を動かしていて、でもその人はそんなことは知らずに飄々と生きてる。ように見える。 アイドルでもなければプロの芸術家でもない世間的にはごく普通の青年なのに、複数の他人をじわりと動かす力を持ってるのって考えてみたらすごい。なんというか近代日の文芸同人文化っぽいロマンチシズムをインターネットがちゃんと引き継いだという感じがする。いいねを何千人からもらう人よりも何十万人にフォローされる人よりも、会ってもいない他人の心を鷲掴みにするこういう人のほうが重要なんじゃないのかと思う。もっとそういう人を見つけてインターネットで人生間違えていきたい。 あと、憧れてる人との距離感は重要で、いつでも会えるのはダメだとも思った。自分の中で受け取ったものを醸成させる時間が必要だった。これからはちゃんと憧れら

    ■ - 予定地
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    photoandart 2011/12/28
    いいねを何千人からもらう人よりも何十万人にフォローされる人よりも、会ってもいない他人の心を鷲掴みにする人のほうが重要。そういう人を見つけてインターネットで人生間違えていきたい
  • ■ - 予定地

    みんなのやってない面白そうなことをひっそりやるのは、デモとか暴動よりゆるやかに社会を変える可能性がある。そして、こういうゆるやかな変化を権力が止めるのは難しいので警察の判断はやはり正しいのかもしれない。 七輪囲んで酒飲んでるだけで楽しい人間が増えたら木屋町や祇園の飲み屋はつぶれてしまう。車やテントを用意してガソリンを使ってわざわざ遠くのキャンプ場に行ってやってもらうほうが国家権力的には好ましいのだろう。

    ■ - 予定地
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    photoandart 2011/12/28
    みんなのやってない面白そうなことをひっそりやるのは、デモとか暴動よりゆるやかに社会を変える可能性がある。そして、こういうゆるやかな変化を権力が止めるのは難しい
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